『まるで浮草のように』

アドレスを変更して、ほんの数日。
ワタシの心は、意外なまでに平穏だったのですが。

なぜか彼からのメールが届きました。
「お久しぶり。元気？」
「え？どうしてアドレス分かったの？」
「へ？いつも通りに送ったんだけど？」

実は最近アイフォンに変えた彼。
携帯会社が違うのに、ショートメールが届くようになったんです。
詳しくないので良く分かりませんが、アイフォンならそういうことも可能なの？


ということで。
ワタシの策略は意味なく終了・・・

「まさか、もうアドレス教えないつもりだったの？」

あー。
本当にそうできたらどんなに良かったか。

でもあえて知らせなかったワタシの気持ち。
今回はしっかり説明しました。

年末に立て続けに非通知電話がかかっていて、実は本当に心配だったのです。
いろんな、そういうワタシの不安な気持ち。
彼にわかってほしいのに。

「取り越し苦労だよ」･･･なんて。
まるで本気で考えてない。

「ワタシの不安を、理解してもらえてない」と、そう訴えました。

「分かってるつもりだけど・・・　すみません」


もう。。いいや。
どんなに説明してもダメだ。
所詮男性の側のリスクなんて、軽く考えられる程度のものなのかも知れません。

謝られても困るし。。
結局そのまま、ワタシは返信しませんでした。


そんなもやもやの心のまま、週末大学時代の友達の集まりがあったので行って来ました。
当時はそんなに親しくもなかった男の子たちとも、一昨年のクラス会以来、随分仲良しになりましたが。

今回その中の一人から、猛烈にアタックをうけまして（笑）


再会してから、ずっとワタシのことが気になっていたと。
・・・本当かどうかわかりませんけどね。

ただ、彼は今や世界を飛び回っている注目アーティスト。
その彼の作品には、心から感動し、本当に尊敬するべき人材。。

二人でホテルのラウンジで飲んじゃう羽目になりました。

いやいやいやいや。。
どうしてこう、次から次へと男性が現れるの？


ワタシ、ただ幸せに暮らしたいだけなのに。