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2012年3月21日(水) 19:14 |
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女性殺害の男に懲役22年を求刑
知人の女性を殺害し、性的暴行を加えた罪などに問われている男の裁判員裁判です。 中国籍の被告の男に対して、検察側は懲役22年を求刑しました。
殺人などの罪に問われているのは、中国籍の崔力峰被告(22歳)です。 起訴状などによりますと、崔被告は去年4月、岡山市東区の民家で知人の女性の首をしめて殺害した後、性的暴行を加えた罪に問われています。 裁判では、被告が被害者を殺害するときに性的暴行を加える意志があったかどうかが、刑の重さを決める争点となっています。 21日の裁判員裁判で、検察側は「被害者を自分のものにしたいという欲求のもとで犯行を行っており、犯行前に性的暴行をしようという意志があった。殺害した動機や、犯行後に逃走したことなども酌量の余地がない」などとして、崔被告に対し懲役22年を求刑しました。 これに対して、弁護側は「被害者の死後に性的暴行をするという猟奇的な犯行に見立てようと企てた。殺害するときに性的暴行の意志はなかった」などとして、減刑を求めました。 判決は23日言い渡されます。
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