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2012年3月21日(水) 19:14 |
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ツキノワグマ、有害獣で殺処分も
人里への出没が相次ぎ、問題となっているツキノワグマについてです。 岡山県は、繰り返し出没して被害を与えるクマについては、殺処分を原則とする保護管理計画をまとめました。
自然・環境分野の専門家からなる県の諮問機関がまとめたものです。 審議会では特に、人里への出没や、農林業の被害が深刻なツキノワグマやイノシシなどについて、個体数の調整を行う新年度から5年間の計画が示されました。 特に、人の生活圏に執拗に現れるクマについては、県民の安全・安心を確保するためにも、「有害獣として殺処分を原則とする」としています。 一方で、森林にクマの餌となる木を植えるなどの環境整備や、生活圏に放置されたカキやクリの木の適切な管理、生ゴミの処理など人の側にも、クマが出没しにくい対策をするよう促します。 計画は今週中に岡山県に答申されます。
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