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岡山一成が語るACL必勝法(3月6日)
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【サッカー】ナビスコカップ あす開幕 熱いバトル見逃すな2012年3月19日 紙面から 大会創設20周年−。節目の年を迎えた「2012Jリーグヤマザキナビスコカップ」がいよいよ20日に開幕する。昨年は東日本大震災の影響によって完全トーナメント方式で開催されたが、今回は予選リーグと決勝トーナメントで覇権を争うという従来の方式に戻った。20年間にわたって数々の激闘を繰り広げてきたこの大会。今回は果たしてどんなドラマが生まれるのだろうか。 ◆A組 浦和と川崎本命アジアチャンピオンズリーグ(ACL)に参戦している柏、名古屋、G大阪、FC東京は予選リーグ免除となる。その4チームを除くJ1の14チームが2つのグループに分かれて予選リーグを戦い、各組2位までの4チームに「ACL組」を加えた計8チームで決勝トーナメントを行う。「ACL組」抜きの予選リーグは両グループとも実力伯仲。節ごとに目まぐるしく順位が変わる展開になりそうだ。 A組は、復権を狙う浦和と、過去3度決勝で涙をのんできた悲運の川崎、被災地に夢と希望を与えたいと奮戦する仙台も、予選リーグ突破の有力候補。浦和は広島からやってきた新指揮官ペトロビッチのパスサッカーがどれだけ早く威力を発揮できるようになるかが鍵。広島時代の愛弟子、MF柏木とDF槙野が浦和に移ってきているだけにすぐに強さを見せつけるかもしれない。 ◆B組 鹿島、横浜M中心B組は、前回覇者の鹿島と、11年ぶり2度目の優勝を狙う横浜Mが中心となる。しかし鹿島は主力流出で戦力低下か。補強に成功した神戸や大宮あたりに足をすくわれるかもしれない。そのほか、清水のオーストラリア代表FWアレックスには注目だ。オーストラリア人選手のイメージを変える技巧派で、日本がワールドカップ最終予選で苦しめられそうな選手。代表戦を想定しながら彼をチェックするとおもしろい。 優勝に一番近いのは、最も安定感がある「ACL組」の名古屋か。カップ戦に強いFC東京はJ1とACLで好発進。過去に経験のない過密日程を乗り越え、ポポヴィッチ新監督が志向する攻撃サッカーの質がさらに高まっていけば、3度目の大会制覇が現実的な目標となる。 PR情報
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