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【サッカー】

柏5発! 韓国王者を撃破

2012年3月22日 紙面から

柏−全北 前半、先制ゴールを決めて喜ぶ柏の那須(右)=日立柏サッカー場で

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◇ACL・1次L<第2節> 柏 5−1 全北

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は21日、各地で1次リーグを行い、H組の柏はホームで昨季Kリーグ優勝の全北現代(韓国)と対戦し、DF那須大亮(30)の先制ゴールなどで5−1で快勝した。通算成績は1勝1敗。G組の名古屋はアウェーでセントラルコースト(オーストラリア)と1−1で引き分け、通算成績は2分けとなった。

 先制点が決まったのを確認すると、新加入の柏DF那須は一直線にベンチへ走り、控え選手の歓喜の輪に飛び込んで喜び合った。

 前半40分、エリア左からのMFジョルジワグネルのFKにタイミングよく飛び込み、頭で押し込んだ。「ドンピシャ。ジョルジ(ワグネル)のキックの軌道を映像で確認した通り来たので、合わせるだけ。柏はみんなで戦うチーム。みんなの点。みんなで喜びたかった」。那須は移籍後初得点に声を弾ませた。

 この先制点が呼び水となって、公式戦3戦連続勝ち星なしの柏が目を覚ました。MFレアンドロ、FW田中、第1子が誕生したばかりの途中出場のMF茨田のパパ初得点で、揺りかごダンスも見られた5得点の固め打ちだった。

 今季ホーム初勝利をもたらした那須は、今オフの補強の目玉だった。だが、3日の富士ゼロックス杯から3戦連続で出番なし。DF近藤が故障し、17日の浦和戦で移籍後初出場を果たし、この全北現代戦が公式戦2戦目の出場だった。「昨年の優勝チームだから、すぐに出られるとは思っていなかった。ただ、準備はしていました」。

 優勝した昨季のリーグ戦でも一度もなかった5得点圧勝。ネルシーニョ監督も「価値ある勝利。次もこういう試合を続けたい」と、今後への確かな手応えを感じ取った快勝劇だった。 (相原俊之)

 

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