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【大リーグ】

上原、初無失点も不満顔 「めちゃくちゃ甘い球」と辛口自己採点

2012年3月22日 紙面から

 上原浩治投手(36)は20日、米アリゾナ州メサで行われたカブス戦の6回に3番手で登板、1イニングを無失点に抑えたが「納得は全くいってない。自分の中での満足度がなかなかない」と自己採点は辛め。身辺ではトレード話が再燃するなど、心中穏やかではない。

 共同電などによると、上原は4番ベーカーから始まるこの回を三者凡退で切り抜けたが、上原本人は不満顔で「1人目と2人目(5番ソト)はめちゃくちゃ甘い球」と、4試合目にして初の“完封”も相手の打ち損じと言わんばかりだった。

 “内憂外患”に悩まされている。過去、何度となく肉離れを起こした両太ももへの恐怖感は消えず、自身のブログでも「結局『怖さ』やねん。これが頭から消えてくれないとあかんねん」と、もうひとつ全力で投げられないことへのジレンマを吐露している。

 他球団へのトレード話も後を絶たない。キャンプイン前のアスレチックス入りは立ち消えになったが、ここに来て再燃。オガンドが先発から救援に回り、ブルペンが余剰となったことから、上原をはじめ、フェルドマン、ローらの名前がトレード要員として各メディアをにぎやかし始めた。

 「不測のけがなどに備え、ブルペン余剰でもトレードはない」という報道もあるが、内容、結果とも手応えのない中、上原の苦闘が続く。

 

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