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【ゴルフ】

李知姫が逆転V

2012年3月19日 紙面から

◇Tポイントレディス<最終日>

今季初優勝し、笑顔の李知姫

写真

 ▽18日、鹿児島県・鹿児島高牧CC(6350ヤード、パー72)▽曇り、気温16・6度、風速4・7メートル▽賞金総額7000万円、優勝1260万円▽57選手(うちアマ1人)▽観衆4285人

 雨の中の混戦となったが、首位と2打差の4位からスタートした韓国の33歳、李知姫(イチヒ)が4バーディー、1ボギーの69とスコアを伸ばし、通算7アンダーで逆転優勝した。ツアー通算16勝目。前日2位の笠りつ子(24)=京セラミタ=は72で5アンダーの3位だった。

 雷雨でスタートが1時間遅れ。悪コンディションでも李は決意を固めていた。「上(首位)とは2打差。優勝を意識して1番ホールから攻めていこう」。中盤までは我慢を強いられたが12、13番の連続バーディーで首位に。「ここで取らないと優勝はない」と直感していた17番パー3でティーショットをピンそば2メートルにつけ、バーディーを決めた。

 2週前の開幕戦では最終日に67をマークしながらプレーオフ負け。「今週に入って、ようやく気持ちの整理がついた」矢先のリベンジVだった。

 日本ツアー13年目となった今季「本気で賞金女王を取りにいきたい。勝負をかけます」という。今オフは米国でショートゲームのメンタルトレーニングも。「今までの私はテクニックばかり考えてた。注意点を3つも4つも思い浮かべながらパットすれば体も硬くなるし、整理しきれないまま打ってしまうこともある。もっとシンプルに考えて臨むようになりました」。昨年はツアー12位だった平均パット数は現在3位。効果てきめんだ。

 「女王になるためには年間5、6勝はしないと難しいと思う。攻めのゴルフをしていきます」と。順調発進だ。 (月橋文美)

 

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