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【芸能・社会】福山雅治 被災地で熱唱ライブ 民放FM52局同時生中継2012年3月19日 紙面から 俳優で歌手の福山雅治(43)が18日、宮城県石巻市の住吉中学校体育館で民放FM52局同時生中継イベント「MEET THE MUSIC LIVE」を行った。 直前に校内放送で福山の出演を知らされた全校生徒326人や保護者ら約1000人は、福山が登場すると総立ち、大歓声が響き渡った。東日本大震災後、昨年10月7日まで避難所だった体育館。「会いたかったですよ、石巻。元気ですか、石巻」。「虹」「HELLO」を立て続けに歌った福山が呼び掛ける。女子大の学園祭で歌って以来約20年ぶりの学校ライブだ。 きっかけを作ったのは同校の社会科教師・竹内栄喜さん(44)。校舎が津波で約1メートル浸水した窮状を、福山のラジオ番組にメールして交流が始まった。番組で紹介した福山は、4月に清掃道具などを全12クラス分送り、6月には給食用のトレー全校生徒分(326人)などを持参。11月にも訪問するなど気にかけてきた。 これに対し生徒は、全員が作文を書いたり、寄せ書きをした横断幕を送って感謝の気持ちを伝えてきた。 福山は28日発売の新曲「生きてる生きてく」を初披露、「まだ花見を楽しむ状況ではないと思いますが、少しずつ日常が取り戻せることを願いながら」と「桜坂」を歌って約1時間7曲のステージをフィニッシュ。生中継終了後にはアンコールを3曲。桜の苗木もプレゼントした。 「本当に来てくれてびっくり。全身が筋肉痛になるくらい楽しみました」と2年生の亀井優里さん(14)。生徒会長の2年生松井昴さん(14)は「ラジカセを送ってもらい、合唱コンクールの練習をすることができました。自分から率先してやらないといけないことを学びました」と感激の面持ちで話した。 「結昇〜心を一つにかけあがれ〜」。体育館に掲げられた今年の生徒会のテーマが、誇らしげに見えた。 PR情報
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