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【芸能・社会】

聡と咲 愛と誠で共演

2012年3月20日 紙面から

映画「愛と誠」完成報告で、記者会見する妻夫木聡(左)と武井咲=東京都千代田区の帝国ホテルで

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 妻夫木聡(31)と武井咲(18)の豪華共演で話題の映画「愛と誠」(6月16日公開)の完成報告会見が19日、東京・日比谷の帝国ホテルで行われ、妻夫木と武井、三池崇史監督(51)が出席した。

 映画は、梶原一騎さんの同名青春コミックが原作。不良高校生太賀誠と、太賀にいちずな思いを寄せる令嬢早乙女愛の究極の純愛ストーリー。これまで西城秀樹、早乙女愛のコンビなどで映画やドラマになってきた不朽の名作だ。

 今回は原作の魅力を生かしながら、コンピューターグラフィックス(CG)を多用したアクションやミュージカルシーンを織り込むなど、三池監督ならではの演出でエンターテインメント性にあふれる作品に仕上げた。

 撮影は昨年夏に東京近郊で行われた。クランクアップから約半年、ひと足先に試写を見た太賀役の妻夫木は「31歳にもなって学生服で演じるとは思ってませんでした」と笑いながら、「コミカルな部分も生かされていて、想像以上に面白い映画になったと思います」と自信を見せた。

 一方、ヒロイン早乙女愛を演じた武井は今回が初の主演映画。劇中ではセーラー服で昭和の名曲「あの素晴しい愛をもう一度」を振り付きで熱唱するシーンも体験した。「踊りは苦手でしたがとっても楽しめました。監督や妻夫木さんを前に最初は緊張しましたが、芝居の指導をしていただいたり、楽しい現場でした。愛ちゃんは演じていて愛らしく、本当の純愛映画だなと感じました」などと収穫の大きさをアピールした。

 2人は今回が初共演。お互いの印象について妻夫木は「咲ちゃんは18歳と思えないくらい、しっかり、堂々としていて、頼りになる姉さんのよう。自分のほうが甘えちゃいました」と苦笑。武井は「妻夫木さんの学生服姿をそばで見られてよかった。でも現場に行くたびに、妻夫木さんがけんかのシーンでボロボロになっていて、大丈夫ですか、と言いたくなりました」と愛にあふれた言葉で笑わせた。

 2人を起用した三池監督は「ぜいたくなキャストやスタッフと作風のギャップがこの作品のポイントです」と話した。

 

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