2012年1月23日 23時3分 更新:1月24日 1時51分
関東上空に強い寒気が流れ込んだ23日夜、東京都心では雨が雪に変わり、午後11時に大手町で4センチの積雪を観測した。都心の積雪はこの冬初めて。気象庁は24日朝にかけて関東の山沿いや平野部で大雪になるとみて、交通機関の乱れや路面凍結に注意を呼びかけている。
気象庁は23日夜、東京全域に大雪注意報を発令。多摩地区では午後10時時点で6~9センチの積雪を観測した。この影響で、西武山口線が全線で運休したほか、JR武蔵野線や小田急多摩線などの一部区間で運転を見合わせた。埼玉県内の首都高速も通行止めとなった。
雪は寒気が抜ける24日未明から明け方まで降り続き、積雪量は多摩地区で10~15センチ、23区で5センチになると予想されている。【吉住遊】