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東電“値上げ説明不十分”改善指示3月21日 12時13分
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枝野経済産業大臣は、21日の閣議のあとの会見で、東京電力が来月以降予定している企業向け電気料金の値上げに関して、利用者に対する値上げの時期や条件などの説明が不十分だとして、東京電力に対し、対応の改善を指示したことを明らかにしました。
この中で、枝野大臣は、東京電力が予定している企業向けの電気料金の値上げに関して、来月以降、契約が更新される利用者は、契約更新までは今の料金を継続することが可能なのにもかかわらず、東京電力はこうした説明を徹底していなかったと指摘しました。
そのうえで「今月16日、利用者に個別に丁寧に説明を行うよう指示をした。報告を聞いたときは、開いた口が塞がらなかった。東京電力の経営の体質は全く変わっていないというのが現状の評価だ」と述べ、東京電力の対応を批判するとともに、利用者への丁寧な説明を指示したことを明らかにしました。
一方、これについて、東京電力は「来月以降、契約更新を迎える利用者には、値上げについて文書を送ったうえで、現在は電話での説明を行っている。契約更新時期までに合意できるよう、しっかり説明をして理解を求めていきたい」と話しています。
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