メッセージは人から人へと瞬く間に広がり、イランから見知らぬユーザーが「見ましたよ」と話しかけてきた。「イラン人とはこれまで一度も話したことがなかったから、とても感激した」と、エドリーさんは話す。
エドリーさんが送信者を伏せたまま見せてくれたイランからのメッセージには、「私たちも大好きです。あなたの言葉は検閲を乗り越えて届いていますよ。イランでは政権以外、イスラエルをはじめとする他国に恨みや敵意を抱いている人はいません」と書かれていた。
また別の書き込みは両国の関係について「古くから歴史や文化、言語、文学を共有し、共通点も多い。何千年も受け継がれてきたつながりを、政治家たちが断ち切ることはできない」と主張している。
イスラエルとイランの対立は近隣諸国や関係国にも大きな影響を及ぼす。エドリーさんは、こうした国々の市民も巻き込み、「戦争はいやだという声をさらに広めたい」と話す。