ライフ「マタニティー旅」十分注意を 日程に余裕持たせ、無理はしない+(1/3ページ)(2012.3.21 07:42

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「マタニティー旅」十分注意を 日程に余裕持たせ、無理はしない

2012.3.21 07:42 (1/3ページ)
看護師に抱かれる新生児。リフレッシュできるマタ旅だが、赤ちゃんのためにも無理は禁物だ(本文とは関係ありません)

看護師に抱かれる新生児。リフレッシュできるマタ旅だが、赤ちゃんのためにも無理は禁物だ(本文とは関係ありません)

 妊娠中のストレス解消や夫婦の思い出づくりに人気のマタニティー旅行、いわゆる「マタ旅」。だが、旅行中に状態が急変するリスクは心得ておきたいもの。専門医は「日程に余裕を持たせ、決して無理はしないで」と呼び掛けている。(戸谷真美)

年間平均30人超

 国内有数のテーマパーク、東京ディズニーリゾート(TDR)には国内外から年間約2500万人が訪れる。近くにある順天堂大学医学部付属浦安病院(千葉県浦安市)と社会保険船橋中央病院周産期母子医療センター(船橋市)の医師らは「東京近郊にある巨大テーマパークからの産科緊急受診に対する検討」と題した研究で、警鐘を鳴らしている。

 それによると、平成19~22年の4年間で、TDRと周辺のホテルなどから運び込まれた旅行中の妊婦は計129人。19、22年は40人以上の緊急受診があり、平均するとほぼ週に1度のハイペースだ。年齢は19~45歳と幅広く、出産経験のある経産婦が約6割。時期は妊娠12週未満が53人と4割を占め、22~36週が39人(30%)で続く。37週以降も2人いた。

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