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経済
レノボ、PC生産を中国から日本に移管 「メード・イン・ジャパン」回帰の動き
レノボとNECブランドの国内シェアは昨年が計23%で、平成26年までに30%に引き上げることを目標にしている。
他のメーカーでも米ヒューレット・パッカードが昨年8月から昭島工場(東京都昭島市)で法人向けノートPCの生産を開始。10日間の納期を半分に短縮すると同時に、「メード・イン・トウキョウ」を前面に打ち出して売り込んでいる。富士通も島根県と福島県で生産したパソコンをそれぞれ「出雲モデル」「伊達モデル」と名付けるイメージアップ戦略を展開中だ。
パソコン生産拠点である中国では人件費の上昇によるコスト増や労使トラブルが課題となっている。「輸送コストや納期などで日本製の有利な面が見直されつつある」(業界関係者)との声も出ており、回帰の動きがさらに広がりそうだ。
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