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仙台市 パンダ誘致へ中国と面会
3月20日 7時15分

東日本大震災からの復興のシンボルとして中国政府にジャイアントパンダの貸し出しを要請している仙台市が、北京に幹部職員を派遣し、中国外務省の実務者と初めて面会したことが分かりました。
仙台市は、中国側から前向きな返答を得られたとして、今後、実現に向け、具体的な協議を加速させたいとしています。

仙台市は、震災からの復興のシンボルにしようと、市立の八木山動物公園にジャイアントパンダのつがいを借り受けて飼育できるよう中国政府に要望しています。
去年12月に行われた日中首脳会談で、温家宝首相が野田総理大臣に貸与する意向を示しましたが、その後、具体的な進展がありませんでした。
このため仙台市は、八木山動物公園の園長と建設局の幹部職員を北京に派遣し、13日、中国外務省のアジア地域の担当者と面会し、パンダの貸与を改めて要請しました。
これに対し、中国側からは「実現に向けて積極的に応援したい」と前向きな返答を得られたということです。
仙台市は、今回の面会を足がかりに、今後、北京の野生動物保護協会に職員を派遣するなどして、パンダの受け入れの実現に向けて具体的な協議を加速させたいとしています。

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