Movie Walker Top > 作品を探す > 帝国オーケストラ(ディレクターズカット版)

帝国オーケストラ(ディレクターズカット版)の画像

長い歴史を誇るベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とナチスの関係を検証するドキュメンタリー。歴史の証言者たちの言葉が複雑なテーマを観客に投げかける。

4/5
[?]評価方法について
総評価数 3
レビュー 0
投票 3
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ 50% (1)
星4つ 100% (2)
星3つ 0% (0)
星2つ 0% (0)
星1つ 0% (0)

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は、設立時より企業組織形態をとっていた。そのため第一次世界大戦後のインフレで、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーが首席指揮者を務めていた1933年には倒産の危機に直面する。ドイツ新政府の宣伝大臣ゲッベルスは、ベルリン・フィルが文化的宣伝に利用価値があると捉え、33年10月に楽団への財政的支援を行うことを決定。さらに34年1月15日、ドイツ帝国はオーケストラ経営権を100%購入し、帝国オーケストラを設立する。4人のユダヤ人団員は弾圧を受け海外へ脱出。違うルートを経て、50年代に南カリフォルニアで再会する。残った団員は特権的待遇を受け、兵役も免除された。ベルリン・フィルは45年のドイツの無条件降伏の3週間前にも演奏を行ったほか、様々な公式の場で演奏した。また34年から44年までの間に、国内外でツアーを数多く行った。それはオーケストラの国際的な評価をあおると同時に、財政を補う目的があった。44年1月30日の晩、旧フィルハーモニーがイギリスの爆撃により焼失し、楽器や譜面も失った。しかし会場を移しながら演奏会を続け、終戦間近の数ヶ月は、ラジオ放送と大規模な演奏会を集中して行った。45年4月11日、軍需大臣アルベルト・シュペーアは、ベートーヴェン・ホールで特別公演を開催した。演目は、ワーグナーの『神々の黄昏』だった。45年4月中旬、ドイツ第三帝国の支配下での最後のコンサートが行われ、数週間活動を休止。数人の団員が徴兵されたり、ベルリンから逃亡した。その後ドイツ降伏から数日の間に、楽器と譜面と、ほとんどの団員の生存が確認される。しかしフルトヴェングラーは非ナチ裁判のため指揮活動を禁止され、レオ・ボルヒャルトが指揮者に就任する。第三帝国終焉の約2週間後となる45年5月26日、ベルリンのチタニア・パラストで戦後初の演奏会が開かれた。演目は、フェリックス・メンデルスゾーン・バーソルディによる『真夏の夜の夢の序曲』であった。

見たい映画に
登録した人
0

作品データ

原題 Das Reichsorchester -Die Berliner Philharmoniker Und Der Nationalsozialismus
製作年 2008年
製作国 ドイツ
配給 セテラ・インターナショナル
上映時間 97
ソーシャルブックマーク登録
はてなブックマーク delicious livedoorクリップ Yahoo!ブックマーク
Clip to Evernote
twitterでつぶやく
最近チェックした映画館・映画
おすすめ映画特集
おすすめ情報
iPhoneアプリ「ムービーウォーカー」
メールマガジン:週刊MovieWalker

映画上映スケジュールが無料で探せるiPhoneアプリ
»詳しくはこちら

Movie Walker モバイル
QRコード:Movie Walker

携帯で上映スケジュールや映画ニュースにアクセス。待ち受け画像も充実。
»詳しくはこちら

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

Movie Walker Top > 作品を探す > 帝国オーケストラ(ディレクターズカット版)

ムービーウォーカー 上へ戻る