『コードギアス 反逆のルルーシュ』はサンライズ制作のオリジナルS.Fロボットアニメ。
2006年10月から2007年3月まで放送され多くのファンを生み出した。また、2008年4月から第2シーズンにあたる『コードギアス 反逆のルルーシュR2』が、日曜17時よりMBS・TBS系列で放映された(2008年9月28日にて放送終了)。
あらすじ
世界の1/3を支配する神聖ブリタニア帝国は、日本の地下資源サクラダイトに目をつけて宣戦布告。 人型機動兵器ナイトメアフレームの力により圧倒し、短期間に占領してしまった。 そして、かつての日本はエリア11の名称となり、日本人はイレブンと呼ばれ蔑まれていた。
ある日、エリア11に住む学生のルルーシュ・ランペルージは、解放運動のテロに巻き込まれる。 そこで、謎の少女CC(シーツー)と出会い、王の力=ギアス(他者を絶対服従させる力)を与えられる。
彼の本名はルルーシュ・ヴィ・ブリタニア、かつてブリタニアの第11王子にして、第17位継承者であった。 しかし、王家の謀略により、母を喪い、妹のナナリーと共に人質として日本に追いやられたのだ。
彼はゼロと名乗り、手に入れた力「ギアス」を使い、母の敵であるブリタニア王家への復讐を始める。
主な登場人物
- ルルーシュ・ランペルージ(\(●)/)
- 枢木スザク
- C.C.
- カレン・シュタットフェルト(紅月カレン)
- シャーリー・フェネット
- ジェレミア・ゴットバルト(オレンジ)
- ニーナ・アインシュタイン
- ナナリー・ランペルージ
- アーニャ・アールストレイム
- ルキアーノ(テンさん)
- ロロ・ランペルージ(ロロ雑巾)
()内は別名・あだ名など
ニコニコ動画上の扱い
絶大な支持を得ていた作品ということもあり本編放送中から多数のMAD作品が作られていたが、ニコニコ動画の黎明期には本編やDVD特典映像がそのまま投稿されていることも多かった。しかし、本作品の権利者であるサンライズ・バンダイビジュアルは権利侵害に厳しくあたる方針を取っており、また2007年の終わり頃からニコニコ動画の監視体制が厳しくなったことも相まって、上記のものは投稿しても速やかに削除されるようになった。現在ではOP・EDそのものの動画も削除の方針を取っているようだ。
この作品を題材にした初期のMAD作品は、印象的な場面を本編から抽出しより洗練されたOPとして作り上げる作品が多く見られた。投稿されていたMADでは、わかむらPが制作したMAD作品「こーどぎあすっ 反逆のるるーしゅ」や、yuroshi氏が作成した「ニッポンシリーズ」が人気を博していた。
放映中は、第二期OPの評価が特出して低く、それもあってOPMADの投稿、視聴が盛んに行われた経緯がある。しかし、当初はMAD作品に対しては寛容な姿勢を見せていた権利者側も2008年に入ってからは態度を硬化させ、現在ではMAD作品であっても削除の対象となっている。これにより初期から残っていた人気のあるMAD作品も一斉削除の憂き目にあってしまった。
OP・ED曲
- COLORS/FLOW OP(STAGE 1-12)
- 勇侠青春謳/ALI PROJECT ED(STAGE 1-12)
- 解読不能/ジン OP(STAGE 13-23)
- モザイクカケラ/SunSet Swish ED(STAGE 13-23)
- 瞳ノ翼/access (STAGE 24・25、SPECIAL EDITION)
R2の主題歌は「コードギアス 反逆のルルーシュR2」を参照してください。
評価(あくまで一例、賛否含む)
- DVDの記録的なセールスから、2000年代後期を代表するアニメとの声もあり、今後の更なる評価が期待される。
- 一方で同時期に大ヒットしていた『デスノート』の便乗や、コアな漫画マニアからは1971年の『ジャパッシュ』および、1977年の『野望の王国』の影響が指摘されている。特に後者はアンサイクロペディアでもネタにされている
。
- ブリタニア帝国の軍事主義の描かれ方が反米的、作中の愛国主義者が街宣右翼のように描かれ反日的とする意見もある。これに対し愛国勇士たちからは「韓国の内政干渉により反米感情を煽るために作られたプロバガンダである」と苦しい発言がある。
- 反論としては、本作は民主主義が専制君主国家を打倒しようとする「仮想歴史の中のアメリカ」側を描いており、軍事主義の批判は「ブッシュ政権」へのアンチテーゼである、等。
- 全篇に渡り、戦闘シーンに伴う被害描写が多く描かれ、流血などの過激なシーンも多い。
- 学園パートに関しては「主人公らの性格描写に貢献しておりデスノートのとの差別化を見事に成功した」とも「単に萌えに媚びすぎただけ」とも。
- 作中に登場するロボット兵器“ナイトメアフレーム”の造型に関しては賛否共通して「ダサイ」という表現が多い。「無骨であり機能美にあふれる」「リアルの意味を履き違えておりロボットである意味がなくなっている」等。
- 終盤3話の評価は特に分かれており、「陰惨すぎる」との声もあれば、徹底した破壊殺戮描写を絶賛する声もある。
- ラストの評価はさらに別れ「中途半端であり全てを2期(R2)に丸投げした」もしくは「ピカレスクロマンとしては秀逸である」とも。
関連動画
関連商品
本編DVD
ドラマCD
関連項目
- コードギアス 反逆のルルーシュR2
- アニメ作品一覧
- 神聖ブリタニア帝国
- イレヴン
- コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー
- こーどぎあすっ 反逆のるるーしゅ
- 合衆国ニッポンポン
- ゲフィオンディスターバーの無駄遣い
- コードエロス
- MMDコードギアス 反逆のルルーシュ
- ライ(LOST COLORS)
関連コミュニティ
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%AE%E3%82%A2%E3%82%B9%20%E5%8F%8D%E9%80%86%E3%81%AE%E3%83%AB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A5
読み:コードギアスハンギャクノルルーシュ
初版作成日: 08/05/17 08:41 ◆ 最終更新日: 11/08/11 11:13
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