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英語社内公用語化は会社を潰す?- ゲンダイネット(2012年3月18日10時00分)

  ユニクロや楽天など、社内公用語を英語にする企業が増えている。そんな流れに、へきえきしているサラリーマンも多いだろう。

  英会話スクール「GABA」が、20~49歳の会社員1000人を対象に「ビジネスパーソンのスキルと資格に関する調査」を実施。「身につけたいビジネススキル」の1位は「コミュニケーション力」(61%)で、2位「判断力」(47%)、3位「パソコンスキル」(43%)と続く。「英語力」は(42%)で4位だった。

  英語の社内公用語化に合わせ、英語がペラペラなだけで仕事がまったくできない“英語バカ”が急増中。日本語が禁止され、社員同士の会話が少なくなるという弊害も出てきているという。

  英語を覚える以前にやることは山ほどある。現場のサラリーマンはそれを痛感しているようだ。 また、「現在の勤務先の社内公用語が英語となった場合、転職を考えると思うか」という質問には、47%が「思う」と回答した。まともな社員の流出を防ぐためにも、社内公用語を英語にするなんてバカげたことはやめたほうがいい。

 (日刊ゲンダイ2012年3月15日掲載)

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