18人のアイドル候補生たちは、サンミュージックのSを人文字でアピール。難関を勝ち抜き、聖子に続く国民的アイドルへの切符を手にするのは誰!?【拡大】
永遠のアイドル、松田聖子、花の中三トリオで知られる桜田淳子(53)を筆頭に、早見優(45)、故岡田有希子さんらトップスターを世に送り出してきた、1968年設立の老舗事務所が、アイドルグループ戦国時代に“参戦”する。
同社がガールズユニットを手掛けるのは初めて。現在は、バラエティーやシンガーとしても大活躍するベッキー(28)、芸人の小島よしお(31)ら幅広い才能をマネジメントしているが、今年は“原点回帰”を進化させたアイドルユニットのデビューを一大プロジェクトに掲げた。
事務所の愛称「さんみゅー」がタイトルのアイドル育成番組で、昨年11月から「ニコニコ動画」でスタート。同事務所が経営する東京、大阪など全国18カ所のタレント養成学校でオーディションを行い、約1000人から木下綾菜(15)ら候補生11人を選出。
毎週末、東京で行う歌やダンスなどのレッスン風景や各自がセルフプロデュースで収録した「ネットミニラジオ」などを動画でアップし、視聴者がプロデューサー目線で審査してサバイバル戦線を盛り上げてきたが、18日更新の同番組で、中山冴恵(13)ら追加メンバー7人が緊急参戦する。
歌手、モデル、女優、グラドルらさまざまな可能性を持つ“金の卵”が集結するアイドル集団を目指すため、候補生を11人から平均年齢14・9歳の18人に増員。今月上旬に行われた全員の初顔合わせでは、初期メンバー11人が悔し泣き。新メンバー7人も「絶対に負けない!」とガチンコ試合のゴングを鳴らした。
同事務所は「スカウトではなく夢見る世界へ自分から飛び込み、勉強する個性豊かな候補者が集まりました」と自負。
5月末予定の最終審査まで約2カ月半、“あなたの1票”でアヒルから白鳥になる娘18人の仁義なき戦いに注目だ。
(紙面から)