七三分けで目つきも鋭くキメた鈴木福君。気分はもう「太陽にほえろ!」の“ボス”そのもの?!【拡大】
重厚感のあるスーツにボリュームのある七三分けのヘアスタイル。フジテレビ系「マルモのおきて」で愛くるしい演技をみせた福くんが、伝説の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」のボスになりきって新境地を開拓する。
「鉄砲なんか持ったりするんです。かっこよくて、警察官になった気分でヒーローみたい」と連ドラ初主演を喜ぶ福くんは、神奈川県警大黒署特殊捜査課の“デカ長”役。悪の組織・レッドヴィーナスを追いつめた際、敵に特殊ガスを吸わされて子供の体になってしまった中年のベテラン刑事を演じる。
同作はレッドヴィーナスと、福くん率いる特殊捜査課の戦いの物語。共演のマリウス葉、本田望結も見た目は子供だが実は大人の同僚刑事役だ。
同じ所属事務所の福くんと本格的に共演するのは初めてとなる望結ちゃんは、刑事ドラマ「あぶない刑事」に出演した女優、浅野温子(51)をイメージしたワンレングスのヘアスタイルに挑戦。アラサーの刑事役で「私が警察官役で、お母さんが逃げた人役とかやって、ドラマを楽しみにしています」と気合十分だ。
ドラマ初挑戦のマリウスは30代のエリート刑事役。ドイツ生まれのため日本の刑事ドラマはほとんど知らないそうだが「いつものマリウスとは違ってクールな役。このドラマでいっぱい気合を入れて、楽しんでいきます」。実年齢に近い設定で出演し、福くんら先輩刑事から“下っ端扱い”される新人刑事役の俳優、勝地涼(25)は「見ていただく方には笑っていただける作品にしたい」と約束した。
スタッフとの打ち合わせでは低い声で話すなど、すでに“裕次郎さんモード”の福くん。劇中ではデカ長を囲んでの作戦会議や、ブラインド越しに外を眺める名シーンの再現もありそうだ。
(紙面から)