第4回絹谷幸二賞(毎日新聞社主催、三井物産協賛)の贈呈式が16日、東京都千代田区の如水会館で開かれ、約100人が出席した。絹谷幸二賞の後藤靖香さん(30)=広島県北広島町=と、奨励賞の指田菜穂子さん(28)=埼玉県所沢市=に、岸井成格・毎日新聞社主筆から賞状が贈られた。
同賞は、若手画家を応援し、具象絵画の可能性を広げることを目的に画家、絹谷幸二さん(69)の提案で08年度に創設された。高度成長期の造船所労働者を題材にした後藤さんは「懸命に働く姿を、人間賛歌としてこれからも描き続けたい」とあいさつ。指田さんは「『絵画で百科事典をつくる』という5年前からのテーマで評価をいただけ、うれしい」と述べた。絹谷さんは「受賞を契機にさらに飛躍して」と、2人にエールを送った。【岸桂子】
毎日新聞 2012年3月16日 20時20分(最終更新 3月16日 21時49分)