米原発の水漏れ事故 ほかの部位も破損の恐れ(03/17 13:55)
アメリカ・カリフォルニア州の原発が放射性物質を含む水漏れを起こした事故で、三菱重工製の蒸気発生器の配管に、ほかにも破損する恐れのある箇所が発見されました。
サンオノフレ原発3号機は今年1月、微量の放射性物質を含む水が蒸気発生器の配管から漏れて緊急停止しました。原発を運営する電力会社は、16日までに新たに配管7カ所で破損の恐れがあると発表しました。これまでに検査した配管は全体の1%に過ぎず、さらに破損箇所が増える可能性もあります。原発の停止が夏まで長引けば、ロサンゼルスなどで計画停電が必要になると指摘されています。