◇K−1甲子園
2011年度の高校生の立ち技格闘技日本一を決める「K−1甲子園」が17日、東京・後楽園ホールで行われ、09年優勝の野杁正明と同門で同じ年の小川翔(18)=愛知・享栄高=が日本一に輝いた。
出場したのは24人。小川は1回戦を左ストレート、2回戦は左ハイキックでいずれも一本勝ち。準決勝で判定勝ちを収めると、決勝でも左ハイキックでダウンを奪い、判定勝ち。武道奨学金100万円を手にした。
名古屋の怪童といわれ、魔裟斗2世と呼ばれたHIROYAに勝つなど、現在はプロで活躍する野杁と同じOISHI GYM(名古屋市)に所属。小川は「これがスタート。これから世界一を目指す」と感激の涙を流しながら話した。 (竹下陽二)
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