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【大リーグ】

松坂が初のフリー打撃登板、圧巻28球 復帰時期早まる?

2012年3月18日 紙面から

 レッドソックスの松坂大輔投手(31)が16日、フロリダ州フォートマイヤーズで昨年6月の右肘手術後初めてフリー打撃に登板した。共同電などによると、マイナー打者2人を相手にスライダーなど3種類の変化球を交えて28球。バットに当たったのはファウルの2球だけと圧巻の投球だった。

 打者を相手に投げるのは昨年5月16日のオリオールズ戦以来。初球から肘への負担が大きいスライダーを投げるなど周囲の度肝を抜いた。制球も十分。丹念に両コースに散らし、変化球で3つの空振りを奪った。

 松坂は「ただバッターに投げただけ。練習メニューの一つにすぎない」と振り返ったが、全ての球に力が戻っていた。「速球も変化球も、3球に1球は『おっ』と思うボールが出てきた」と手応えを口にした。課題は投球フォーム。「(修正点が)三つぐらいあるのでそれを直したい」とした。

 間近で投球を見守ったバレンタイン監督は「いきなりスライダーを投げたのには驚いた。チェンジアップもすごかった」と評価。4月にはマイナー戦で登板させる見通しで、球宴前後といわれる復帰時期が“前倒し”になる可能性も出てきた。

 

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