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【プロ野球】

由伸マルチ 外野争い構想外から急上昇

2012年3月18日 紙面から

西武−巨人 5回表1死一、二塁、先制の2点二塁打を放ち、ベンチでナインに迎えられる高橋由(右端)=西武ドームで

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◇巨人 4−1 西武

 頼りになるベテランが調子を上げてきた。巨人のスタメン争いで当落線上にいる高橋由が、涌井をとらえて二塁打2本。開幕戦では和田(中日)に次ぐ現役2位の5本塁打をマークしている“開幕男”は、きっちりと波を合わせてきた。

 「やろうとしていることができたと思う。内容は悪くない」。口数は多くないが、自分に厳しい男にしては珍しい自賛の言葉だ。3回無死から右翼線にはじき返すと、5回には1死一、二塁から左中間を破る先制の2点適時打。パを代表する右腕から2本の二塁打だ。

 キャンプインの時点では原監督の“構想外”だった。外野は中堅を大田と松本哲に競わせ、右に長野、左にボウカー。高橋由や谷らは中堅争いの結果待ちという屈辱的な状況に置かれていた。しかし、オープン戦の本格化とともに2人が“脱落傾向”に入る一方、高橋由は最近5試合で12打数5安打と上昇気流に乗ってきた。

 この状態を維持できれば、スタメンも手の届くところにある。何しろ、開幕戦では無類の強さを誇り、2007年に衝撃的な初回先頭打者初球本塁打を放つなど、開幕戦の本塁打数では長嶋(10本)、王(6本)に次ぐ球団歴代3位の5本を記録しているのだ。

 原監督もベテランの好調には目を細める。「勝負強さもあるし、安定したところでやってくれている」。朝日新聞の「高額な契約金」報道では思わぬ“とばっちり”を受けたが、そんなことでは動揺しない。あと2週間を切ったシーズン開幕に向け、頼れるベテランのバットは鋭さを増している。 (井上学)

 

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