- [PR]
できごと
【激動!橋下維新】補助金狙い“ダミー塾”? えこひいきの「西成」に期待と不安
大阪市の平成24年度当初予算案で、橋下徹市長から「えこひいき」され、特区構想が進行している「西成区」の注目度がにわかに増している。市内24区で生活保護率や高齢化率が最も高い同区で、クーポン券による月額1万円の塾代助成が新規事業に盛り込まれ、さらに若い子育て世帯への市民税減免も検討中。すでに区内の塾には保護者の問い合わせも寄せられ関心も上々だ。しかし、塾関係者はクーポン券の換金のみをもくろむ“ダミー塾”の出現を危惧し、早くも「ひいきの引き倒し」を懸念するなど街には期待と不安が交錯している。
保護者の反応上々
人口約12万人の西成区は、日雇い労働者が多い「あいりん地区」を抱え、区民のほぼ4人に1人が生活保護を受給し、3人に1人が65歳以上の高齢者だ。
そんな西成区の再生を目指し、経済的理由で塾や習い事に通えない子供にクーポン券を支給する事業は、今年7月以降、区内の中学生の約半数(約950人)が支給対象となる見込み。クーポン券は1万円分の授業料などに充当でき、使用分は事業者側が市に申請し1枚あたり現金9千円に換金できるという。
関連ニュース
- [PR]
- [PR]