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2012年3月17日10時10分

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奨学金1万人滞納 金融・信販会社に登録

図:日本学生支援機構の奨学金貸与額と学部生(昼間)の収入に占める家庭からの給付の割合拡大日本学生支援機構の奨学金貸与額と学部生(昼間)の収入に占める家庭からの給付の割合

 日本学生支援機構(旧日本育英会)の奨学金制度で、返還滞納者の個人信用情報機関への登録が1万件を超えたことがわかった。金融機関や信販会社に情報が提供されるため、「ブラックリスト化」とも呼ばれる。機構や大学から奨学金を受ける学生の割合も増えており、機構の調査で初めて5割を超えた。

 機構は、2010年度末時点で123万1378人に総額1兆118億円を貸し出し、3カ月以上の滞納額は約2660億円に上る。回収強化のため、10年度から3カ月以上の滞納者の情報を信用情報機関に登録し始めた。一度登録されると、返し終えても5年間残り、クレジットカードや住宅ローンの利用が制限される可能性がある。

 機構によると、10年度の登録件数は4469件、11年度は今年2月現在で5899件で計1万368件に達した。

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