福島第一原発吉田所長死亡との観測について
きのう夕方、東京電力・福島第一原発の吉田昌郎(56)所長が死亡したという観測がでている。
東京大学医学部付属病院(16日、東京都文京区)
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東京大学医学部の某医師によると、16日から容態が悪化、昨日死亡を確認していると証言した。
今日現在、東京電力及び東大医学部は、発表を行っていない。原発関係者による報道規制が原因のようだが、昨夜から一部ネットでも死亡の「憶測」が出始めている。
昨年11月29日、吉田所長の大量吐血を受け同病院に入院、被曝への不安が広がっていた。
日本では除染や被曝等の「国家機密系の医療」は陸軍中野学校系の東大病院、聖路加病院、都立広尾病院に限られる。オウム事件の搬送先であったり、政治家や外交官が外遊先で「毒がもられていなかったか検査入院」するために使われている。
敦賀のヒバクシャも東大病院で隔離していた。
吉田所長の病因は何か?絶対に「ふくいちの被曝」が原因という見方が強い。
原子力材料系の専門家によると、
人体を構成する体細胞は、一定の統制下で無秩序な分裂が抑制されるが、がん細胞は、この支配を無視して無制限に分裂する細胞のことをふつうさす。これが発ガンのメカニズムだ。
タバコ、ストレス、ビタミン不足、そして放射線による被曝..。多重の要因で、「最後のプロテクトが解除された」というのが専門家の考えだ。
あるデータによると、放射線だけで発ガンが起こるとして、1Svまで浴びても100人に1人程度しか発ガンによる死亡率は増加しない。所長クラスでこれだけ被曝したとしたら、現場作業員は、今後も次々に倒れるはずだ。だが、その確定的なデータは現段階でない。
彼がいなかったらこの事故はもっと大変なことになっていたはずだ。多くの日本人が注目する。
編集部制作デスク
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