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事件
【疑惑の濁流】「検察なう」取り調べをツイッターで速報…元外資系証券マンの“奇計”に特捜部は苦虫
12月6日朝も、ツイッターで予告した通り、東京都品川区の東京地検五反田分室前に現れた。手に持った紙袋には母親が編んだ座布団。取材に「拘置所はせんべい座布団のようなので。逮捕は常に覚悟している」と話し、情報公開の狙いについては「何が起きているのかを知ってもらいたい」と説明した。
■「源泉徴収」めぐって対立
起訴状などによると、八田被告は平成19年までの2年間、スイスにある親会社から付与されたSOなどを行使して株を取得した際の所得約3億4800万円を申告せず、所得税約1億3200万円を脱税したとされる。
取り調べで八田被告と検察が対立したのは、SOで発生した利益が源泉徴収されていないことを知っていたかどうかだ。
SOは企業の社員らが自社株を購入できる権利で、平成9年の商法改正で導入された。SOでの利得について最高裁は17年1月に「給与所得に当たる」との判断を示しており、権利を行使して株を得た際には給与として課税対象になる。
八田被告は海外の口座で株を取引していたが、株取得が海外だった場合、源泉徴収するかどうかの対応は企業によって分かれるという。クレディ・スイス証券の場合、源泉徴収はされていなかった。
八田被告は「過少申告となったことは私の責任だが、源泉徴収されていると考えていた。『犯罪だ』といわれるいわれはない。それが私のサラリーマンとしての常識だった」などと話し、故意の所得隠しを否定していた。
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