福島第一原発の事故に伴う放射性物質の広がりについて、文部科学省はチェルノブイリ事故の1割程度の水準であると発表しました。

 文科省は、土壌に沈着した放射性物質の濃度のモニタリング結果について、チェルノブイリ周辺との比較を初めて行いました。その結果、セシウム137が1480キロベクレルを超える範囲について、チェルノブイリの事故では原発から250キロ離れた地域でも確認されていますが、福島第一原発の事故では最も遠いところで原発から32.5キロの浪江町まででした。広がりは8分の1程度となっています。また、40キロベクレルを超える範囲についても、チェルノブイリの事故では1700キロ離れたノルウェーでも確認されているのに対して、福島第一原発の事故では250キロ程度にとどまるということです。こうしたことから、文科省は、福島第一原発の事故で放射性物質が拡散した範囲は、チェルノブイリに比べて10分の1程度との見解を示しました。

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