遅ればせながら「バラのない花屋」を見て、そして本当〜〜〜〜〜に感激した。
自分が親から虐待を受けて育ち、施設で育った過去をもつ主人公が、心のトゲを自分に向けて生きていく。 そのトゲを周りの愛で取ってもらって、最後は幸せに。
あんこが立ち止まって、いろいろ勉強したことで、このドラマの理解も深まったと思う。
「親は絶対子どもに手を上げてはいけない。 子どもは殴られると恐怖しかわかない。 わかるまで、何度も何度も言い聞かせればいいんだ。 手をあげるということは、自分の感情に任せてしまうということなんだ。」
こういう台詞だったかどうかよくわからないけど・・・。 身にしみた。
あんこが立ち止まる前、私は、思い通りにならないあんこに何度も手をあげたことがある。 家を追い出したこともある。 小学校高学年になって、ますます口が達者になり、小さい頃はあんなに言うことをよく聞いたあんこが、反抗的な態度を示すようになった。
これはサインだったのに。
私の支配が苦しいっていうサインだったのに。
中学受験の為の勉強に目がいき、彼女の心をのぞく配慮をもつことができなかった。
年齢を重ねているのに、小さい頃とかわらない対応をしていた。
念願の中学に合格し、1ヶ月ちょっとたった5月。 あんこは突然学校にいけなくなった。 そのうち外出もできなくなった。 体調が常に悪く、表情がなくなった。
いろいろ勉強して私の支配を緩めて、今は全く支配しないように努力して。。。(まだまだ支配欲はムクムクとでてくるけど) やわらかな笑顔をみせてくれるようになった。
まだまだ渦中にあるけど、とりあえず間違っていた道を引き返し、正しい道へと歩みだしたという手ごたえは感じている。
そしてその道は世間の常識の枠から大きく外れている。
でも幸せなんだぁ〜〜。 今、家族の笑顔がいっぱいあって、ゆるゆると、だらだらと過ごしているこの瞬間が幸せなんだよ〜〜〜。
いいドラマって心に栄養が行き渡る気がするな〜〜。
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