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06月14日放送 第470回
原発危機に立ち向かう ~密着・現場の90日~
放送概要
福島第一原発の事故から3ヵ月。東京電力は従来の説明よりもはるかに深刻な「メルトダウン(炉心溶融)」が原子炉内で起きていたことを認め、今も事態の収束に向けた作業は一進一退を繰り返しているように見える。この危機を封じ込めるために、現場では今、何が行われているのか? 原子炉冷却のために現場に入る作業員たちの真実。そして、彼らを放射線の被ばくから守ろうと様々なメーカーから集められた技術者たち。さらに、全ての作業の進行を阻み、大量に発生し続ける「放射能汚染水」の処理に挑む国内外の混成チーム。 メディア初公開となる独占取材も交え、原発事故に立ち向かう現場の姿を追いかけた。
福島第一原発への入り口...Jヴィレッジ
福島第一原発から20キロの距離にある「Jヴィレッジ」は、日本サッカー界の総合トレーニング施設だった。東京電力が130億円で建設し、福島県に寄贈したもの。しかし今、Jヴィレッジは政府と東京電力の管理下に置かれ、福島第一原発へ向かう作業員の前線基地となっている・・・
独占取材...作業員の命を守る特命チーム
福島第一原発での事故収束作業にあたる「災害対策前線基地」に初めてメディアのカメラが入った。作業員を"被ばくの危険"から守るためのプロジェクトが進行していた。原子炉建屋内に冷却水を注水するための巨大ポンプ車を、遠隔操作で無人化するというもの。
福島第一原発では、収束作業にあたる作業員たちの"被ばく"が大きな問題となっている。メーカーの壁を超えて集まった技術者たちの取り組みを追った。
独占取材・・・放射能汚染水を処理せよ
福島第一原発事故の収束作業の最大の壁ともいえる「汚染水処理」に対処する特命チームを、初めてカメラが取材した。フランス原子力大手のアレバ、アメリカのキュリオン、日立、東芝など6社で、汚染水処理システムの構築作業にあたっていた。1社の作業が遅れると、全体の作業の遅れにつながる。福島第一原発では、汚染水の収容量が限界を迎えようとしている。
市民レベルでできる・・・汚染処理対策とは
佐藤暁さんは、アメリカの原子力大手GE(ゼネラル・エレクトリック)に18年間勤務し、福島第一原発にも派遣されてきた技術者。現在は米シンクタンクに所属し、原子力の安全について研究を続ける。3月に発表したレポートでは、「既にメルトダウン(炉心溶融)している」と訴えた。その発言は米大手誌にも掲載され、ホワイトハウスにも届いている。
佐藤さんは「政府や東京電力の動きを見て、ただ待っているだけではだめ」と、動き出した。市民レベルでもできる「汚染対策」を実証するため、福島市へと向かった...
今週の一曲
あの場面でかかっていたあの曲はなに?
ガイアの夜明け音楽効果担当が今週のピックアップ曲を紹介します。
アルバムタイトル
THE SOCIAL NETWORK
アーティスト
TRENT REZNOR AND ATTICUS ROSS
曲名
HAND COVERS BRUISE
本編26分43秒。
案内人の江口洋介さんが、福島第一原子力発電所で、現在、問題となっている、汚染水処理について取り上げるシーン。
今回使用した曲は、映画「ソーシャル・ネットワーク」のサウンドトラックに収録されている、「HAND COVERS BRUISE」。 TRENT REZNOR 、ATTICUS ROSSによる作曲。