第三部 導なき世界の中で…… (C.E.72年-C.E.75年)
外 登場人物 4 (~44)
新章という事で、これまでの登場人物一覧
(導なき世界の中で…… 01~44:C.E.73年9月15日現在)
以下、登場順で紹介(前後したり抜けがあるかもしれない)
☆アイン・ラインブルグ (C) 男
転生(?)主人公で、モゲロ、モゲロッ、モゲロッ! の三股エロ野郎。
オーブ国防宇宙軍三佐であり、総司令部付の独立MS小隊【ウルブス】の隊長、コードは【ウルブス1】。
本来はラインブルグ・ホールディングスの専務取締役なのだが、現在はオーブ国防宇宙軍に召集されている。
余りの充実振りに、最早、外見に関する描写なんて、どうでもよくなってきた人物。
☆ミーア・キャンベル (C) 女
アインの恋人の一人で、普段からナチュラルにエロイ人。
ラインブルグ宇宙技術研究所第五開発部研究員。
マリーネ開発の際、主にソフト面を担当した。
レナとマユラを巻き込んで積年の想いを叶え、見事に恋人の座を手に入れた〝ポンポコ〟である。
☆ヘレーナ・ラヴィネン (C) 女
レナの愛称を持つアインの恋人の一人で、スイッチが入ると一番エロイ人。
オーブ国防宇宙軍二尉であり、総司令部付の独立MS小隊【ウルブス】の隊員、コードは【ウルブス2】。
本来はラインブルグ・ホールディングスの社員なのだが、現在はオーブ国防宇宙軍に召集されている。
ミーアの策に便乗して、自身の想いを遂げた〝ワンコ〟である。
☆マユラ・ラバッツ (N) 女
アインの恋人の一人で、身内だけになると結構エロイ人。
オーブ国防宇宙軍二尉であり、総司令部付の独立MS小隊【ウルブス】の隊員、コードは【ウルブス3】。
本来はラインブルグ・ホールディングスの社員なのだが、現在はオーブ国防宇宙軍に召集されている。
ミーアの策に便乗して、自身の帰る場所を手に入れた〝ニャンコ〟である。
☆シグルド・ティーバ (C) 男
ラインブルグ宇宙技術研究所第五開発部開発主任。
マリーネ開発の際、主にハード面を担当した。
愛しのナナに振り向いてもらうべく、必死の努力を重ねている。
☆フレイ・アルスター (N) 女
ラインブルグ・グループ会長第二秘書。
大西洋連邦の自宅や財産を親類に奪われ、アメノミハシラに移住してきた。
現在、同棲中のキラ・ヒビキの尻を蹴り飛ばして、結婚指輪等の資金を稼がせている。
☆エヴァ先生(エヴァンジェリン・ローズ) (C) 女
オーブ国防宇宙軍二佐相当医官。
旧友であるロンド・ミナ・サハクに招かれて、アメノミハシラに移住してきた。
仕事の傍ら、SEEDについて、考察を重ねる日々を続けている。
☆ベティーナ・ラ・トゥール (N) 女
ラインブルグ・グループ会長第一秘書で、愛称はベティ。
アインの幼馴染で、父親は宇宙発電の社長である。
初恋の人であるアインが帰ってきたことで、以前の勝気さを取り戻しつつある。
☆パーシバル・ウィングフィールド (N) 男
ラインブルグ宇宙技術研究所第五開発部部長で、愛称はパーシィ。
アインの幼馴染で、父親は宇宙建設の社長である。
アインが帰ってきたことで、〝勝気なベティ〟が戻ってきた事を嬉しく思う日々である。
☆アインの親父 (N) 男
アインの父で、ラインブルグ・ホールディングス社長兼ラインブルグ・グループ会長。
アメノミハシラにおいて、商工会の世話役になる等、内外に結構な影響力を持っている。
また、アインの描写無しの煽りを受けて、名前が無い人だったりする。
☆おっさん連中 (N) 男
ラインブルグ・グループ役員兼傘下企業社長を務めるおっさん連中。
古くからアインの父と仕事をしてきた仲間達であり、ラインブルグ・グループを支える重鎮達。
最近、アインに代わる弄り甲斐のある青年を見つけて、とても喜んでいる。
☆奥様連 (N) 女
おっさん連中の奥様方。
おっさん連中が破目を外し過ぎないように常に監視の目を光らせている女傑連合。
最近、ミーア達三人から伝わってくる夜のセイ活話を肴に盛り上がっていたりする。
☆ナナ (A) 女?
ラインブルグ宇宙技術研究所第五開発部特別研究員。
パーシィが譲り受けた素性不明の人工知能で、ミーアとコンビを組んで仕事をしている。
最近、シゲさんに対する態度に若干の軟化が見られる。
☆スズキ氏 (N) 男
モルゲンレーテ・アメノミハシラ支社支社長。
本社が爆破された現在、最もモルゲンレーテで影響力を持つ存在となっている。
昔、縁があるマユラが孤児になった際、自立するまで裏で援助をしていたりする立派な人。
☆ロンド・ミナ・サハク (C) 女
サハク家当主兼オーブ国防宇宙軍司令官。
オーブ氏族として、本土を焼かれて困窮したオーブ国民に安定した居住空間を提供する為、L3にコロニーを建設している。
プラントの戦中指導者であったパトリック・ザラに匹敵する覇気を持つ傑物である。
☆エルちゃん (N) 女
安住の地を求める女の子。
親子で住んでいたヘリオポリスが崩壊した後、苦難を乗り越えて、たどり着いた本国でも焼け出された。
その為に、サイレンの音がトラウマになっているが、最近は回復傾向にある。
☆ナタル・バジルール (N) 女
モルゲンレーテ・アメノミハシラ支社開発部オブザーバー。
大西洋連邦軍から諸般の理由で不名誉除隊処分を受け、フレイと共にアメノミハシラに移り住んだ。
凛々しさと柔らかさを併せ持つ事から、モルゲンレーテの独身男達の間では一番人気である。
☆マラウ (H) 男
ラインブルグ宇宙造船軍需部門担当リーダー。
南アメリカ合衆国からの移民してきたハーフコーディネイター。
ハーフコーディネイターであるからと、差別を受ける事が無いアメノミハシラを気にいっている。
☆サトウ氏 (N) 男
モルゲンレーテ・アメノミハシラ支社開発部開発主任。
トツカ開発計画で暴走してしまったが、何とか首の皮一枚で繋がった人。
しかしながら、その人望から次期支社長候補だったりするあたり、世の中わからないものである。
☆レイ・ユウキ (C) 男
プラント国防軍首席後方支援担当官。
ザフトから国防軍に移籍した為、当然、FAITHではなくなっている。
先を見据えて、国防軍を充実させる傍ら、現在は再開発局と連動して動いている。
☆ヴィットリオ・ロメロ (C) 男
プラント国防軍首席教導担当官。
ザフトから国防軍に移籍してからは、新兵の訓練を担当している。
女を口説く事が三度の飯よりも大好きな、健全なる女好きである。
☆ユカリ・コードウェル (N) 女
オーブ国防宇宙軍三尉であり、総司令部付の独立MS小隊【ウルブス】の隊員、コードは【ウルブス4】。
軍から派遣され、マリーネのテストパイロットを務めた。
サイ・アーガイルを狙っており、打ち上げの際はお持ち帰りする等、せっせと既成事実を積み上げている。
☆キラ・ヒビキ(ヤマト) (C?) 男
アメノミハシラ管理公社の維持管理員。
手掛かりなしでフレイ・アルスターを捜し求めるという苦難を乗り越えた〝熱い男〟。
現在はフレイ・アルスターの尻に敷かれる日々を送っているが、非常に満足している。
☆サイ・アーガイル (N) 男
ラインブルグ宇宙技術研究所第五開発部研究員。
キラ・ヤマトの親友であり、彼がフレイ・アルスターに辿り着くまでの苦難に満ちた道を助け続けた。
現在、一夜を共にした(らしい)ユカリ・コードウェルに半分攻略されてしまっている。
☆アサギ・コードウェル (N) 女
オーブ国防宇宙軍一尉。
国防陸軍から国防宇宙軍に転籍後、司令官付第二秘書を務めている。
マユラから夜の事も含めて、様々な事を色々と聞かされているらしく、アインに興味津々。
☆リュウト・ライ・サイハ (N) 男
オーブ国防宇宙軍二尉。
下級氏族出身で、国防宇宙軍第一艦隊に所属しているMSパイロット。
自称〝オーブの龍〟だが、未だに腕が追いついておらず、L3制圧掃討戦では負傷している。
☆ワン・フゥイミン (N) 男
オーブ国防宇宙軍三尉。
国防宇宙軍第一艦隊に所属しているMSパイロット。
新任で配属されたばかりだが、初陣のL3制圧掃討戦を潜り抜けた。
☆タスケ・キタガワ (N) 男
オーブ国防宇宙軍准尉。
国防宇宙軍第一艦隊に所属しているMSパイロットで、アメノミハシラ防衛戦にも参加している。
L3制圧掃討戦では、負傷したリュウト・ライ・サイハを堅実な動きで救出している。
☆タカシ・コガ (N) 男
オーブ国防宇宙軍一佐。
平時はオーブ国防宇宙軍練習艦隊の司令を務めている大ベテラン。
前サハク家当主コトー・サハクの盟友であり、軍において、ロンド・ミナ・サハクの教育係を務めた。
☆ワラル (N) 男
オーブ国防宇宙軍三尉。
本国から家族と共に移住してきたのだが、弟妹が多い為、父母に負担を掛けないように軍に入隊した。
L3制圧戦でウルブス小隊が見せ付けた精強さに戦慄すると同時に憧憬を抱いたりしている。
☆ハロルド・ラッセル (N) 男
オーブ国防宇宙軍三佐。
アメノミハシラ防衛隊において、主力防衛戦力となる防衛MS大隊の大隊長。
軍人になるまではアスハを信奉してきたが、世界の現実を見据える内にサハク寄りになった人物。
カッコ内のアルファベットの意味
(C)=コーディネイター
(N)=ナチュラル
(H)=ハーフ・コーディネイター
(A)=人工知能
以上、人物紹介は終わり。
以下、誰得なおまけ。
※C.E.73年9月現在の国家勢力
○地球国家
・大西洋連邦(新地球連合/旧プラント理事国)
三大国の一つで、経済面、軍事面で世界をリードする最強国家。
・ユーラシア連邦(旧プラント理事国)
三大国の一つで、西ユーラシアに中東と、領域を相次いで失った斜陽の大国。
・東アジア共和国(旧プラント理事国)
三大国の一つで、大人口がネックとなり、三大国の中で最も復興が遅れている。
・南アフリカ統一機構(新地球連合)
地中海同盟に敗北した影響で、政情不安に陥っている。
・汎イスラム会議(新地球連合/汎イスラム同盟に統合)
中東イスラム同盟を加える事で領域を拡大する一方、大西洋連邦の支援を受け、復興が進んでいる。
・中東イスラム同盟(新地球連合/汎イスラム同盟に統合/元ユーラシア連邦)
汎イスラム会議に参加する事で、国力を回復させつつある。
・西ユーラシア連合(地中海同盟に統合/元ユーラシア連邦)
独自MSを開発して配備し、アフリカ共同体領でエネルギー開発を行う等、国力を増大させている。
・アフリカ共同体(地中海同盟に統合)
南アフリカ統一機構を退けた後、西ユーラシア連合の支援を受け、復興が急ピッチで進んでいる。
・南アメリカ合衆国
アメノミハシラから主力MSを導入した事もあり、大西洋連邦の影響力が排除されつつある。
・大洋州連合(親プラント国家)
プラントと他国を繋ぐ中継貿易と太陽光エネルギーの開発で、経済が立ち直りつつある。
・赤道連合
自力復興を成し遂げ、国力と影響力を強めているが、東アジア共和国の動向に神経を尖らせている。
・オーブ連合首長国(アスハ政権:本国諸島)
大西洋連邦の支援を受けて、マスドライバーを再建する等、復興を進めている。
・スカンジナビア王国(親プラント国家?)
プラントから援助を受けて復興を進めているが、存在感は薄い。
○宇宙国家
・プラント(L5+L1)
独立戦争時に発行された戦時国債の返済等々で掛けられた重税に喘いでおり、市民の間で不満が高まっている。
・オーブ連合首長国(サハク政権:アメノミハシラ+L3)
戦時貿易で稼いだ資金を元手に、L3の独占開発を目論む。
・月面都市群(中心都市:コペルニクス)
資源貿易で地道に都市を発展させつつ、争乱に巻き込まれないように努力している。
※ユニウス条約加盟国の軍事比率
・3
大西洋連邦
・2
ユーラシア連邦、東アジア共和国、地中海同盟
・1
南アフリカ統一機構、汎イスラム同盟、南アメリカ合衆国、大洋州連合、オーブ(アスハ)、プラント
・非加盟国
赤道連合、スカンジナビア王国、オーブ(サハク)、月面都市群
※登場させたオリジナルな機体(ラインブルグ系)に関連する覚書
○MARASAI計画
ラインブルグ・グループが軍事参入するにあたって、コンセプトとした標語であり、計画。
この標語は、Multipurpose Adaptive Role in Advanced Situation for Achieving Intercept.(高度な状況において、迎撃を達成するため、多目的に適応する役割。※適当訳)であって、決して、某ロボットアニメに出ていた赤い量産型MSではない、ないったらない、ないんだからね!
○ノルズ/NORNS:Nearby Operational Reactionary Network-System.(近接作戦用反応システム※適当訳)
無人機を使った早期警戒と防衛隊がスクランブルを行うまでの迎撃を行う防衛管制システム。
ノルズとそれに属する三機種は、アインの厨二魂から命名されている。
・【BI(Battlefront Interceptor)】
前線迎撃機との訳語にある通り、軍事転用されたBOuRU。
・【BI-01】ウルド/URD:Unmanned Rapid Defender(無人早期防衛ユニット※適当訳)
ノルズにおいて、周辺探査と初期迎撃を担当する。
・【BI-02】ベルダンディ/VERDADI:Voluntary Encounter Reactive Drone for Attack in Near Defensive Intercept(無人防衛用機動攻撃ユニット※適当訳)
ノルズにおける主力であり、重武装と優れた機動力で、積極的な迎撃を担当する。
・【BI-03】:スクルド/SKULD:Shielder of Keeping Unmanned Last Defense(無人防衛用防御ユニット※適当訳)
ノルズにおいて、時間稼ぎの盾となり、無人機での最終防衛線を担当する。
○【SFE-1】ハガネ級宇宙護衛艦(フリゲート)
軍からの依頼で、急遽、MARASAIプランに組み込まれた急造護衛艦計画で生み出されたもの。
モジュールを組み替える事で様々な役割を担える多目的艦だが、元が元だけに艦体が小さい上、構造的な面からも耐久性が低く、艦隊戦では足手まといに……。
○【SFE-2】クロガネ級宇宙護衛艦(フリゲート)
ハガネ級の実戦データとトツカ級の設計を参考に作り出された、ラインブルグ初の本格的な護衛艦。
強力な近接防衛力に加えて、艦隊戦にも追随できるだけの対艦攻撃力と機動力が備わっている。
ハガネ級のようなモジュール換装機能はなくなったが、その分だけ、耐久性が大きく向上している。
・リング/RING:Rotating Interceptor for Near Guard(近接防御用回転式迎撃装置※適当訳)
BIを応用した艦艇用近接防衛システムで、艦艇の懐にある死角を減らす。
オーブ国防宇宙軍の主力艦トツカ級と護衛艦クロガネ級に装備されている。
○【MBF-M2】マリーネ/Marine:Multipurpose Adaptive Role Interceptor to Near Enemy(多目的適応型迎撃戦闘機※適当訳)
アインが前世の記憶を参考にデザインしたMSで、某連邦軍教導団の汎用MSや某公国軍の強襲用MSに似ている。
詳細や武装については、面倒もとい色々と多いので、別の機会があればという事で……。
・統合オペレーティングシステム/IOS:Integrated Operating System
パーシィとシゲさんの監修の下、BOuRUのOSをベースに、ミーアとナナが組上げたMS用のOS。
反射的反応をする他、乗れば乗るほど搭乗者の癖や好みに適応し、操縦を容易にするという特色を持つ。
実はマリーネがオーブ宇宙軍に採用された一番の理由であったりする。
○【SLCA-1】オロチ級装甲ランチ
アインとシゲさんがハガネ級予備計画(笑)で作成した小型迎撃艇を、ハガネ・プロジェクトチームがラインブルグ・グループの精神である〝質実剛健〟を実現するという名分の元、欲望の赴くままに魔改造を施した結果、生み出された強襲揚陸艇。
乗員を保護する為に多重に施された〝すごくあつくておおきいです〟な重装甲もあって、〝陸戦隊〟の熱い男達が野太い嬌声を上げて頬擦りし、全身でもって縋りついた為、前倒しでの導入が決定された程の逸品。
※オーブ国防宇宙軍使用艦艇(筆者が艦隊っぽいものを描きたいが為に作り出されたモノ達も含む)
・【SBM-1】イズモ級MS艦載型宇宙戦艦
旗艦級である同艦には、ネームシップのイズモの他、クサナギ、イナバ等がある。
・【SDM-1】トツカ級MS艦載型宇宙護衛艦(駆逐艦)
宇宙軍の主力艦で、全ての面でバランスが取れている。
・【SFE-1】ハガネ級宇宙護衛艦(フリゲート)
モジュール換装機能によって汎用性に優れているが、艦隊戦では力不足。
・【SFE-2】クロガネ級宇宙護衛艦(フリゲート)
宇宙軍の護衛艦で、近接防衛に要を置いている。
・【SCM-1】ワダツミ級MS母艦(改装コーネリアス級輸送艦)
艦隊に必要となる艦載機を補う目的で改装された輸送艦。
・【SAOE-2】マルセイユ三世級輸送艦
艦隊の後方支援を担う、縁の下の力持ち的な輸送艦。
・【SLPA-1】コーネリアス級輸送艦
後方支援や陸戦隊を運ぶ役目を担う、新しい輸送艦。
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