第三部 導なき世界の中で…… (C.E.72年-C.E.75年)
41 蓄えられる力 -L3再開発 1
六月中旬の掃討制圧作戦が上々の結果で終わり、L3がアメノミハシラの管理下に置かれると、宙域と旧ヘリオポリスや資源衛星の維持を第二艦隊と〝陸戦隊〟の分派隊に委ね、第一艦隊と機動部隊、〝陸戦隊〟本隊はアメノミハシラへと帰還している。もっとも、これで一安心と息を付く事はできず、何かと忙しい状態が続いている。
まず、拠点制圧戦で大量に発生した捕縛者の取り扱いだ。
拠点制圧で捕縛した海賊に対する処罰は身柄を押さえたオーブが行う事になっているのだが、その捕縛した数が余りにも……拠点に立て篭もっていた連中だけでも、三千人近くに及ぶほどに多い為、監視に人を取られ過ぎているのだ。
当然、その連中に必要となる飯や水、空気と言ったものも準備しなければならない為、これもまた、大きな負担になっている。
以前と同じく二日に一度、顔を出しては話をして行くコードウェル一尉から聞いた所によると、もう面倒だから、オーブ出身者以外は国外追放処分って銘打って、出身国の治安機関に連絡して引き取ってもらおう、という方向で各国と調整が始まっているそうだ。
まぁ、これらの仕事は総務部や保安隊のお仕事であって、直接的には関わってこないから、精々、頑張ってちょうだいとしか言いようが無い。
次に、先の作戦で実戦を経た作戦部隊だが、戦死者や負傷者が出たことで生じた穴を埋める為の補充や消耗した兵器や物資の補給といった事の他に、戦闘で得た経験を深化させる為にも作戦行動の評価や反省、今後の課題の検討、実機による猛訓練等々が実施されている。
その影響で、サハク准将から教導隊的な任務を与えられた、ウルブス小隊……つまりは、俺、レナ、マユラの三人も大忙しに動き回っているのだ。
……とはいえ、忙しいなりにも、ちゃんとプライベートな時間を確保して、ミーア達と恋人らしく〝むふふ〟な事をしていたりする。
特に、アメノミハシラに帰ってきた直後の〝むふふ〟は、生命を賭ける戦闘に参加しただけあって、我が息子が普段以上に猛って猛って……、あ、いや、でも、まぁ……、その時は、基本的に第一ラウンドで前後不覚になる程に堕ちるレナと、一頻り甘えて満足すると抱きついたまま寝てしまうマユラがいつも以上に燃えていて、粘り強かったから丁度良かったのかな?
ちなみに、ミーアはいつもと変わらぬ持続力を見せ付け、第三ラウンドで堕ちるまで俺の上から降りることがなく相変わらず手強かった、って、これもどうでもいい話だな。
んんっ、話を戻して……。
L3を制したことで、アメノミハシラは新規コロニーの建設……いや、この場合はコロニー再建かな、とにかく、L3再開発の開始を宣言し、本格的な動きを見せ始めた。
まず、アメノミハシラにおいて、アメノミハシラ・スペースコロニー開発運営機構という、スペースコロニーを建造する為の資金を管理運用したり、スペースコロニー建造を施行したり、建造されたコロニーを管理運営したりする、半官半民の事業会社が設立された。
このスペースコロニー開発運営機構の主たる出資者は、アメノミハシラ及びサハク家が資金の半分以上を出資して筆頭株主となり、次いでモルゲンレーテ・アメノミハシラ支社、ラインブルグ・ホールディングス、ミハシラ銀行、アメノミハシラ商工会、商船組合等々になっている。
でもって、今回、L3においてコロニー建設を実際に施工するのは三大国の大資本が運営する建設メジャーではなく、俺の知らない間に出来ていた、アメノミハシラ協同建設組合なるアメノミハシラに本店支店を置く建設会社で構成され、ラインブルグ宇宙建設……パーシィの親父が世話役を務める建設会社の同業者組合だ。なんでも、これまで以上に安全にコロニーを建造できるというコロニー建造用建機を開発したことが評価され、白羽の矢が立ったそうだ。
そのコロニー建造用建機とはなんぞやと思って調べてみた所、以前、MS選定のコンペティションの際にアメノミハシラ近くに係留されているのを目撃した、長大な板みたいな怪しげな建造物らしく、ラインブルグ宇宙建設が主導して建設したものだそうだ。
いやはや、最近、パーシィの親父が静かだなぁと思っていたら、そんな事をしていたとは、まったくもって、流石としか言いようが無い、〝できる〟おっさんだよ。
まぁ、それはともかく、このコロニー建造用建機をL3に運んで、居住用コロニーの建設に取りかかるそうなのだが、今現在はそれの前準備……、中古のマルセイユ三世級を五隻程連ねて改装した滞在用ステーションを開設したり、主エネルギー源を確保する為に太陽光発電パネルを設営しているとのこと。
また、この居住用コロニーの建設を進めるのと同時並行する形で、無重力で運用される工業用ブロック部の建設も行われるそうだ。これが完成した暁には、アメノミハシラから資材を運ぶ手間を少しでも減らすべく、資源衛星や旧ヘリオポリスから得られた資源やジャンクを運び込みコロニー建設用資材に加工するらしい。
加えて言えば、L3に根を張っていた海賊が一掃された事を受け、地球圏の航路が飛躍的に安全になった事もあって、SKOの規模が縮小される事が既に決まっており、削減される事になる人員……軍属はともかく、後方支援に当たっていた民間出身者は希望すれば、優先的にL3宙域での建設作業関連等の仕事で雇用されるとの事らしい。
以上が、門外漢の俺が知る限りの、L3コロニー建設に関わるあれこれだ。
……要するに、L3制圧戦後のアメノミハシラは、これまで以上に闊達に動いているという事だな。
◇ ◇ ◇
七月。
先の制圧戦で行われた、マリーネの兵装パックに関する実戦評価の結果、六種類あるパックが全て採用される事になり、マリーネを運用しているトツカ級や防衛隊のMS格納庫には専用の換装設備が順次、据え付けられ始めた。
この事を受けて、俺達、ウルブス小隊はマリーネを運用する部隊に、それぞれのパックの特徴と弱点を講義しつつ、三人寄れば文殊の知恵という言葉があるように、様々な状況に応じた最適なパックの組み合わせ……、例えば小隊なら、Sパック三機で成る基本小隊やSパック二機とFSパック一機の迎撃小隊、Sパック一機とHAパック二機を組み合わせた対艦攻撃小隊、Aパック二機とFSパック一機の強襲小隊、HMパック二機とS/Sパック一機で構成されるCOSP小隊等々といった編成を考案したり、これら小隊の一段上の部隊となる中隊においても、二個基本小隊と一個迎撃小隊、一個COSP小隊で構成される迎撃中隊、二個基本小隊と二個強襲小隊でなる宙域制圧中隊、二個基本小隊と二個対艦攻撃小隊で構成される対艦攻撃中隊等々といった具合に、目的に沿った装備編成を見出すべく、検討会や机上演習を重ねている。
これが上手く進めば、最終的には更に大きく大隊毎での最適を見出す事になるはずだ。
また、この任務毎の最適な組み合わせを見出す事に付随して、兵装各々の運用方法を換算した小隊や中隊のMS戦術を系統理論化したり、各艦や防衛隊に通常において備える兵装数を割り出したりすべく、議論も行っていたりする。
そんな訳で、今日も今日とて、アメノミハシラ防衛隊で迎撃の主力となる防衛MS大隊で大隊長を務めるハロルド・ラッセル三佐を筆頭とするMS大隊の作戦部隊と支援部隊の幹部連と会合を開いて、色々と話をしている所だ。
「ラインブルグ三佐、大隊で必要となる兵装の最適数を割り出すのは難しいものだな」
「ええ、小隊なら構成数が少ないから比較的簡単に見出せますが、中隊、大隊と規模が大きくなると、戦術や予算との兼合いもありまして、どうしても難しくなるんですよ」
「……潤沢な予算があるのなら、全機分揃えれば良い話になるが、そういう訳にもいかないからな」
「はい、基本的に兵装は消耗品ですからね」
眉間に皺を寄せた三十台後半のラッセル三佐が睨むように向けている視線の先を見れば、二十代前半と思しき歳若い尉官達が資料を手に話をしているようだ。
「重散弾砲は対MS・MA戦に有効なんだから、これだけでも全機分を揃えたらいいんじゃないか? っていうか、今の強襲兵装を標準にしてしまえば、かなり強力な部隊になるはずだ」
「何を言ってるんですか、ゲンタ二尉! 重散弾砲は爆発物やデブリを撒き散らしている面がある事を忘れたら駄目ですっ! それに、ビームアサルトなら重金属粒子とエネルギーの補充だけ済みますが、重散弾砲は散弾カートリッジを消費するんです! 十全に運用しようと思えば、カートリッジを補充するだけで大隊の予算なんて簡単に食いつぶされますよっ!」
「むぐ、カウラ、世知辛い事を言うなよ」
「あんたが考えなさ過ぎなんだっ!」
何とも元気な事だなぁ、なんて感想を抱いた所で、ラッセル三佐が口を開いた。
「ラインブルグ三佐、艦隊はトツカ級一隻にどれぐらい乗せる事になりそうだ?」
「ええと、今の所、有力案なのは確か……、主兵装関連で、ビームアサルトが四から八、重散弾砲が二、無反動砲が二、ビームスナイプが一、ABCシールドが四、ABC篭手が六です。副兵装関係は、肩部シールドが四機分、小型ミサイルパックが二機分、対艦ミサイルランチャーが二機分、センサーセットが一機分、追加スラスターセットが四機分、高硬度ナイフラックが四機分、破砕榴弾パックが十機分って所ですね」
「そうなると、大凡で一機分位が予備になるのか?」
「ええ、一応はそうなるんですが、今、参謀本部で話が進んでいるMS小隊の強化計画……、二機分隊四機小隊構想が実現した場合は、また変わってきそうですけどね」
ちなみに、この二機分隊四機小隊構想に、俺はなんら関与していないは……ず?
……そう言えば、この前、マユラが、アサギがMS運用の資料集めで困ってるらしいから、アインさんが前に見せてくれた、昔の研究資料を貸してもいいよね、って言っていたような?
……。
いや、まさかなぁ、うん、落ち着け俺、これは絶対に自意識過剰だ、あはは。
「まったく、本来、戦力が増える事は喜ばしいはずなのに、逆に悩ましく感じさせられるとは……、これは上からの嫌がらせか?」
「ま、まぁ、それでも、現場で最適な兵装数を割り出せと言ってくれただけ、マシなのでは?」
「それは確かなのだがな……」
基本的に、用意した装備はこれだけだから、上手くやりくりして使ってくれ、って言うのが普通のはずだからな。
「現場からベースとなる数を出せるんですから、少し多めで申告したらどうです?」
「当然、そうするつもりだが……、同時に、根拠となる数字や仮定状況も出せと言われているからな、上乗せした分は上手く削られるだろう」
「ははっ、お手盛りは許しまへんでぇ、って奴ですか?」
「ああ、兵站部の連中、削る事に関しては、忌々しい程に有能だからな」
「いやいや、際限なく、雪達磨式に増えて行くよりは健全でしょう」
「くっ、確かに、雪達磨式に軍備を拡張させていく本国の馬鹿共を考えると、それは違いないな」
「へっ、本国の……、馬鹿共?」
んん、どういうことだろうか?
「あ、そうか、ラインブルグ三佐はサハク准将に引きこまれた口だからわからないか。……いや、あまりにも馴染んでいるから、つい普通に話してしまったよ」
「そ、そうですか?」
自分ではわからないが、俺、そこまで馴染んでいるんだろうか?
「ああ、極自然に馴染んでいるな。……んんっ、それで本国の馬鹿共の話だったな」
「はい、さっきの雪達磨式に増えて行くって事に関係するんですか?」
「本国の軍事予算だが、本土防衛軍や海軍の予算要求が膨れすぎて、前年より五割り増しになっっている」
「え? ……戦後の復興でお金が必要な時に、ですか?」
「ああ、当然、セイラン宰相は渋ったらしいが、アスハ代表が要求を認めて押し通したそうだ」
まさかとは思うが、前にサハク准将からやり込められたことが影響してるんじゃないか、なんて事を思いながら口を開く。
「セイラン宰相の苦労が透けて見える話ですね」
「軍備を整えるのも大切なのは言うまでもない。だが、国内の状況も考慮して動くのが普通のはずなんだがね」
そう言ってから溜め息をついたラッセル三佐は改めた感で話し出す。
「オーブ国防軍には、大きく分けて二つの派閥がある」
「それは、サハク派とアスハ派って所ですか?」
「ああ、中央……国防総省はアスハ派が主流だし、五軍の内、国防海軍と本土防衛軍もアスハ派が主流になっている」
「では、残る国防空軍と国防陸軍、国防宇宙軍の主流がサハク派ということで?」
「いや、空軍に関しては基本的に中道で、それ以外がサハク派となる。サハク家が以前から軍部で重役を担っていたとはいえ、五大氏族に昇格したのは極々最近の事だからな。真に影響力があるのは、サハク家が台頭する地盤となった陸軍と建軍から面倒を見てきた宇宙軍だけだ」
「なんだか、想像していたよりもサハク家の力が弱いような?」
「何、オーブ国民の大多数が〝アスハ大好き〟って事を考えれば、別に可笑しい事ではないさ」
「確かに……」
むぅ、オーブ軍の内情をまだまだ知らない現実を見るに、俺もまだまだ勉強不足だな、って思いは心中に秘めておいて……。
「となると、アスハ派が中央を押えているって事は国防予算関連も牛耳っている、って事ですよね?」
「その通りだ。今でこそ、先の本土防衛戦での敗戦でアスハ派の影響力が大幅に落ちているからサハク派も入り込んでいるが、以前はアスハ派が独占していたんだ」
「その事に関しては聞いています。何でも、国防予算部門に人員を送り込んで宇宙軍の軍需調達計画を変更させたと聞いています」
「ああ。以前の計画では、宇宙に関して門外漢で、宇宙艦艇は大きければ大きい程良いだろうって、単純な大艦主義が一般的だったアスハ派が立てただけあってな……、かなり無理がある調達計画だった」
「宇宙軍が調達する戦闘用艦艇はイズモ級のみって奴ですか?」
「そう、イズモ級のみで十六隻」
「ご、豪儀過ぎますね」
「だろう? ……あ、いや、別にイズモ級が悪いって言うわけじゃないぞ? イズモ級みたいな強力な艦艇の存在は仮想敵国の動きを牽制する抑止力になりうるからな」
その意義を認める為にも一つ頷いて応えると、ラッセル三佐も頷いて、更に言葉を続けた。
「しかし、イズモ級はあくまでも正面戦力……、艦隊決戦の中心となる戦艦である以上、そればかりを揃えたとしても意味が無い。実際、先の海賊が跋扈した状況ではそれほど役立っていなかっただろう?」
「そうですね。それを何とかする為に、実家も急ぎ仕事を頂きました」
「そう言えば、ハガネ級やトツカ級の開発にはラインブルグ三佐も関わっていたんだな」
「ええ、ご縁がありました」
「ふむ、ならば言うまでもないだろうが……、やはり、多種多様な用途での運用を考えると、駆逐艦ないしフリゲートクラスが最も使い勝手がいい。加えて言えば、イズモ級は運用面以外にも維持経費……人員や調達価格も問題だ」
「単純に計算して、イズモ級一艦を動かす人員で、トツカ級なら三隻程度、ハガネ級なら二十隻以上は賄えるらしいですね」
「ああ、それに調達価格がトツカ級の十倍……、幾ら量産化で頑張っても七倍が精一杯だろうな」
はい、人員と価格を踏まえて考えると、イズモ級一隻と引き換える形で、トツカ級三隻……一個戦隊弱の戦力ができた上、四隻分のお釣りが帰ってきました。つか、イズモ級を三隻ないし四隻分で、トツカ級の艦隊が作れるような?
「そもそも、戦力を揃えるにしても、オーブが人口一千万を何とか超える小国である以上、身の丈にあった戦力が望ましいし、安全保障に掛かる人員やコストもできる限りは抑えたい。特に今は本国の復興に予算も必要だからな」
「けれども、ここアメノミハシラが位置する場所が場所だけに油断は出来ないし、今後、L3での再開発を行う事を考えるとこれを守りきるだけの戦力が必要となる」
「そう、だからこそ、宇宙軍は最小限の戦力で最大限の効果を求める必要があるし、これは当然、オーブ軍全体にも当てはまる事でもある。だというのに、海軍は堅実な方法……防衛に有効な潜水艦の導入や水中戦用MSの開発をせずに、運用実績を持たない空母の導入を推し進めたり、本土防衛軍はイズモ級の建造に着手したり、MS……M1に飛行能力を持たせようとしてみたり、一体、何を考えているのか」
な、なんというか、外征の準備をしているようにしか思えんな。
……。
ううむぅ、軍部っていうか、アスハ派内部に、偉大なアスハ様の元で動いているんだから我々の為す事は全て上手く行くだなんて、大アスハ主義(笑)とか、我がオーブは他の三大国に劣らぬ大国ぞ、我らの前に互する敵はおらぬ、みたいな大オーブ主義(笑)でも蔓延っているんじゃないか?
何というか、それ位は突拍子もない事をじゃないと説明できん。
「すまない、ラインブルグ三佐、愚痴になった」
「あ、いえ、気にしないでください。こちらも勉強になりますので」
「……ふ、そうか」
苦笑をもらしたラッセル三佐はクルーカットしている金髪を一撫でして、表情を引き締めた。
「では、そろそろ話を締めるか。ラインブルグ少佐、艦隊とは、海も宇宙も関係なく、役目の異なるものを組み合わせて、多様な状況に対応できるようになってこそ、強力な戦力と言えるはずだ。それこそ、今、やってるMS兵装の組み合わせの如くな」
「ええ、そうですね」
「……さて、諸君、議論を開始して、それなりの時間が経ったわけだが、各々の意見や考えを聞かせてもらっても良いだろうか?」
いつの間にか静かになっていた幹部連中が、ラッセル三佐の言葉を聞いて、ある者は自信ありげに、ある者は少々悩ましげな曇り顔で、また、ある者は顔面を蒼白にして、頷き返している。
「ふむ、よろしい。では……、ゲンタ二尉から始めてもらおうか」
その後に関しては、出てくる意見を今後の参考にする為にも、唯ひたすらにメモを取るだけだったので割愛するが、俺は拠点防衛を本分とする部隊の様々な視点からの意見が聞けたし、ラッセル三佐も兵装数に関して、ある程度の目処が立てられたみたいだった。
いやはや、人が集えば、大抵の事は何とかなるって思わされる……、それこそ、例え、二機分隊四機小隊編成に切り替わったとしても、割と早く数字が割り出せそうだと思える程に、有意義な時間だった。
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