第二部 二年戦争/プラント独立戦争 (C.E.70年-C.E.72年)
87 血戦、ヤキン・ドゥーエ 3
補給の為、ヤキン・ドゥーエ要塞に退いた第一防衛ラインのMS隊と入れ替わる形で、第二防衛ラインを担当する防衛MS隊がヤキン・ドゥーエ要塞から出撃して、後退しながらも引き続き迎撃戦闘を続けている第一防衛ライン艦艇の前方に展開した。
一方の連合軍艦隊もこれを付け入る好機と取ったのかはわからないが、機動戦力であるMA、MSの混成部隊を順次出撃させ始め、Cフィールドで行われている艦艇攻撃を上下から挟む形で進出させてきた。
この動きに応じる形で、防衛MS隊所属のゲイツ百二十機もまた、全体を半分に分けてヤキン・ドゥーエ要塞の南北、上下宙域……Nフィールド、Sフィールドに展開し、それぞれが3五から7五のラインで、突入してくるストライクダガーと小型ミサイルでもって支援するメビウスの両者を迎え撃っている。
この機動戦力同士の攻防は、正直に言って意外なことなのだが、数に勝る連合軍混成部隊をより少ないザフトMS隊ががっちりと食い止めている。
観測情報を見て取るに、防衛隊のMSは緩やかな中隊指揮の中、小隊での緊密な連携を意識して動いているようで、ストライクダガーやメビウスに付け入る隙を与えず、逆に撃破するなんてことが多いようだ。
……以前、教導任務をしていた時、個人プレーを好む者が多いザフトでは、部隊連携は弱者やナチュラルがすることだからと受け入れられない、或いは、知っていたとしてもプライドが邪魔をしてやらないとばかり思っていたが、数が劣勢であるにも関わらず、防衛ラインが崩れないまま、半時間近く、一進一退の迎撃戦闘が続いていることから、付け焼刃に過ぎないと思っていた連携訓練でも意味はあったようだ。
……。
だが、これで調子に乗ったり、〝連合軍組み易し〟だなんて油断して行動したりすると、絶対に痛い目を見るだろうな。
「た、隊長! 大変ですっ! 本国艦隊分派隊がMS隊を出撃させ始めました!」
……考えた尻からこれかよ。
「……あいつら、自分達が何の為にいるのか、わかってんのか?」
「ひぅっ! す、すいません! 隊長、私には、わかりません!」
っと、顔と声に出てしまったか。
「いや、すまん。ベルナールに言ったんじゃないよ」
「……うぅ、今、初めて、レナが言っていた隊長の怖さが分かった」
「ほほぅ、レナの奴がそんなことを?」
「って、しまっ、あっ! た、隊長! 総司令部からの通達が入りました! 第四防衛ライン構成部隊は別命があるまで待機せよ、です!」
総司令部から〝わざわざ〟の通達が来るって事は、この動きは独断か。
なら……。
「連中はどうせ、無視するだろうさ」
……馬鹿共が前線に出張った影響で、防衛ラインに乱れがでなきゃいいけどなぁ。
本当に、こんなのが友軍だと思うと、頭が痛い。
「ベルナール、敵艦隊の動きに変化は?」
「え、えと……、特に動きは……?」
「どうした?」
「あ、はい、後方から、新たな輸送艦が多数進出してきており、同時に出撃光を確認しました。また、一部艦艇……どうやら150m級みたいですね、これらがMS隊が戦闘しているNフィールド、Sフィールド、両宙域の後方に回り込み始めています」
むむ、輸送艦は更なる増援か、波状攻撃の前兆で、……150m級は艦隊特攻の準備か、支援砲撃だな。
さて、総司令部はどうするんだ?
「他の戦隊や分艦隊に動きはあるか?」
「はい、分艦隊が二手に分かれてにNS両エリアに移動しています。……これは総司令部からの命令のようです」
「そうか、わかった」
本当なら、本国艦隊組と分艦隊に、南北のフィールドをそれぞれ任せるのが最良だったのだが……、仕方がない。
そんなことを考えていると、ベルナールが小さく驚きの声を上げた。
「え、嘘っ?」
「どうした?」
「え、えーと、隊長、その……、先程、前線に突入した本国艦隊所属MS隊機が、Sフィールドの防衛ラインの一角を乱してしまいまして……、戦線に穴が開いちゃいました」
……な、に?
み、味方が防衛ラインに穴を開けるって、どんだけ……。
「はい、伝えます。……隊長、戦線の穴を埋める為、ラヴロフ隊に出撃命令が出たそうです」
「ラブロフ隊長、泣いてるぞ、きっと」
まさか、味方の悪い意味での〝独断専行〟で生じた失態をカバーしないといけないなんて……、普段から温厚で通ってるラブロフ隊長の顔も、絶対に、引き攣ってると思う。
「っ! 敵第一波が引きます!」
「はっ?」
まだ、第二波が到達していないのに?
「あっ、Sフィールドにおいて味方機の一部が突出! 防御ラインが大きく崩れます! ッぇ!!! て、敵第二波のMA部隊の加速を確認っ! 隙間に向ってっ! なに、これ、速いっ!」
あ、やば、下手したら、大穴が開くかもしれないぞ。
「総司令部よりチェニス隊、モンテルラン隊への出撃命令が出ました! また、連合軍の輸送艦及び300m級より、第三波の出撃を確認っ! 今度は数がっ! さっきよりも多いっ!」
おいおいおい、連合軍の展開が速いぞ。
……。
いや、これは、勝負に出たってことなのか?
つか、その前に……。
「ベルナール、少し、落ち着け」
「ぁっ! ……すいません」
「まぁ、コックピットに座ってる俺よりもベルナールの方が多く情報に触れているから、そうなるのもわかるよ」
一つの情報が戦況に影響し兼ねない上に、自分達が守るべきものがすぐ後にあるなんて、失敗を許されない状況でもあるから、情報や通信を扱う管制官のプレッシャーは並大抵のものではないだろう。
……ふむ、プレッシャーか。
「ところで、アーサーは大丈夫なのか?」
「え? え、えーと、トライン班長は……、まだ、何とか立って指示を出してますね。……顔色がもの凄く蒼くなってますけど」
「そうか。……なら、アーサーに、ご愁傷様っ、良い胃薬なら紹介するぞ、って言っておいて」
「えっ! 今は、そんなこと、とても言えませんよ!」
「って、何を真面目に受け取ってんだ? 冗談に決まってるだろ?」
真に受けたベルナールを小ばかにするように、にやにやと笑ってやる。すると、頬を膨らませて見せたベルナールが、急に表情を素に戻すと、ぼそりと呟いた。
「……隊長にいじわるされたって、パワハラされたって、ゴートン艦長に言いつけよう」
「ちょっ! おまっ! 洒落にならない事を言うなってのっ!」
「何を真面目に受け取ってるんですか? もちろん、冗談ですよ?」
うん、自身の状態を自覚して、少し、冷静に頭が回り始めたみたいだな。
落ち着きを取り戻して、悪戯っぽく笑みを見せるベルナールに合わせて、こちらも軽く笑ってみせる。
「ははっ、そうそう、そんな感じで、ベルナールはさ、心には余裕を持って、冷静でいてくれよ?」
「ええ、わかりました。……あ、隊長、敵第二波のMS部隊が前線に到達したようです。N、S両フィールドとも圧力の増大で、両戦線で後退が始まっています。尚、Nフィールドにはチェニス隊が、Sフィールドにはモンテルラン隊が増援に向かってます」
「MA隊は?」
「穴を突破した所をスタンフォード達の複座型が狙撃で足止め、その間にラブロフ隊が捕捉して、迎撃を開始したようです」
「そうか、二人とも頑張ってるな」
「ええ、そうですね」
……さて、第三派がある以上、そろそろ、出番だと考えた方がいいかな。
「……はい、わかりました。総司令部からの通達で、第一防衛ラインのMS部隊の補給が順次完了し始めているそうです。また、これより再展開を開始するとの事です」
「そうか、第一防衛ラインのMSが復帰するなら、ある程度、戦線は押し返せそうだな」
後は、第三波がどう動いて来るかであるが……、その前に、MSの戦闘宙域後方へ回り込む動きを見せていた150m級の動きはどうなっている?
「さっきの150m級群は?」
「依然として、後方に待機中」
ふむ、艦隊特攻ではなくて……、何らかの意図を持った釣りか、ザフトの逆撃に備えたって所なのかも知れんな。
「これは……、隊長、敵第三波がSフィールド方面に向って、動き始めています」
「二手に分かれないのか?」
「はい、今度は纏まって動いています」
……拙いな。
戦線が大きく二つに分けられた所為で前線に厚みがないし、一度に叩きつけられたら、間違いなく食い破られる。
と、そこへ再びベルナールの勢い込んた声が聞こえてきた。
「隊長、総司令部よりラインブルグ戦隊にMS隊の出撃命令が来ました! これを受け、ゴートン艦長は戦隊の態勢を第一戦闘配置に移行したいとのことです!」
「承認する」
俺の言葉の直後、すぐにMS格納庫のレッドアラートが点り、前扉が開かれて、リニアカタパルトが展開していく。
「それで、総司令部からの命令内容は?」
「前線を突破してきた敵第三波を抑えるように、とのことです!」
「共同部隊はあるか?」
「ロメロ隊です!」
「了解した! すぐに出撃シークエンスを略式で開始させてくれ! もちろん、ハンゼンにも伝達を頼む!」
「了解です!」
出撃までほんの僅かな時間だが……、目を閉ざし、俄かに生まれる緊張を解し、速まった自身の鼓動を落ち着かせる為に、何度か大きく息をする。
……。
よしっ!
「MS隊各機へ、略式シークエンスを開始します。IS1301、発進位置へ、続いてIS1305、準備してください」
「了解」
「わかったわ」
ブラックBOuRUの誘導の下、機を発進位置に持って行き、脚部をカタパルトにロックする。
「……ロック確認、進路クリア、IS1301、発進どうぞ!」
「了解! ラインブルグ、ゲイツ、IS1301、出るぞ!」
圧し掛かってくるGが最大に達する頃には、機体は既に宇宙へと飛び出していた。
◇ ◇ ◇
戦隊はヤキン・ドゥーエ要塞よりも少し後方の宙域に位置している為、要塞前面宙域に入るまで時間が掛かる。その時間を使い、俺は前線の状況をモニターで映し出し、自分の目で把握してみる。
要塞正面宙域には要塞や艦艇からの閃光が幾重にも走り続けており、その度に大きな火球が生まれている。また、機動戦力の主戦場であるN、S両フィールドでも、ビームが頻繁に行き交い、時折、爆光が瞬くのも確認できた。
「ベルナール、敵第三波の突入座標はわかるか?」
「今の状況で特定までは……、ですが、先程も伝えました通り、Sフィールドなのは確かです」
Sフィールドか……。
「先輩! MS隊全機の出撃を確認しました! 各小隊とも、コンディション・グリーンです!」
「了解した。……ベルナール、複座型の位置は?」
「少し下がって、S-6二に確認しています」
S-6二ってことは……Sフィールドの中央右側寄りにいるって事か。
「よし、俺達もそこに向かう。二人にも一応、連絡を入れておいてくれ」
「了解です」
あの二人、本当の意味での実戦……戦場だけど、大丈夫かな、なんて心配をしていたら、通信受信を知らせるランプが点ったので出てみる。
通信相手としてサブモニターに映し出されたのは、共同するロメロ隊の隊長、今はヘルメットとバイザーでわからないが、浅黒い肌と光沢のある黒髪を持ち、渋くて甘いなんて言葉が似合いそうな、彫りが深いマスクの色男だった。
「こちら、ロメロだ」
「ラインブルグだ」
「おう、共同するんで一応の挨拶だ」
「ああ、よろしく頼むよ」
「用件の前に……、前に俺達の隊で面倒を見た、おまえん所の複座型……、嬢ちゃん達は元気か?」
「これから向うSフィールドでお仕事中だよ」
「ほぅ、頑張ってるんだな。よしよし、けっこうけっこう。若いもんが頑張っているんだから、ここはうちの隊もハッスルせんとなぁ!」
もっとも、俺よりも若いくせに、非常に、おっさん臭いがな。
「で、ラインブルグ、何か作戦案はあるのか?」
「正直、これといっては思い浮かばんよ。精々、前線を抜けて来た敵を十字砲火で順次叩く位か?」
攻撃に二小隊、周辺警戒に一小隊、相手を崩す為の強襲に一小隊、といったイメージだな。
「だがよ、情報を見る限りじゃ、新手は纏まってくるようだし、そんな悠長な事をしていられんかもしれんぞ?」
「ああ、対応しきれない可能性の方が高いな」
「それを前提に踏まえてだ……、俺達だけで、全てを足止めできると思うか?」
「正直、難しいだろうな。おそらく、一部を拘束するのに手一杯で、突破を許すはずだ」
……常に思うことだが、数の差が厳しい。
「けど、第一防衛ラインの連中が増援に来るまでは、命令通り、少しでも多くの敵を引き付けて、足止めに務めるしかないさ」
「やっぱり、それしかないか。……んんっ、ところで、ラインブルグ、少し相談なんだが」
「何だ?」
「うちの隊がより前線寄り……S-四に近いS-三で動くから、お前の隊でよ、うちを抜いた連中の相手をしてくれねぇか? ……なんというか、うちの隊は神経細かい事が嫌いな連中ばかりでよ、前で暴れる方が性分に合っているみたいでな。まぁ、俺も後方で全体を見るのは肌にあわんというか……、ぶっちゃけると、面倒だ」
……こうも明け透けに〝好み〟を語られると、毒気も抜けるよ。
「了解、うちが後で抜けた連中を担当するよ」
「おう、頼むぜ! 通信終わり!」
やれやれ、何で、白服ってのは、こう、ちょっと変わった奴が多いんだろう?
ラブロフ隊長はメカ好きだし、モンテルラン隊長は古典アニメ好きだし、ロメロは極度の女好きだし、ラウは表面だけクールな隠れた熱血だし、ユウキはBOuRUラブの上にむっつりだし……。
むぅ、こうやって考えてみると、案外、白服の最低条件は、変人であること、直情的ではないこと、だったりしてな。
「先輩、複座型とのコンタクトに成功しました。向こうが、S-6二まで誘導してくれます」
「おっ、こりゃ助かるな」
フェスタやスタンフォードもこっちに構う事ができるってことは、まだ、余裕があるって事かな?
「ベルナール」
「……はい、こちら、ベルナール」
「第三波の動きは?」
「さっきと変わらず、MA部隊を先頭に幾つかの群に分かれて、Sフィールドへ向っています。そろそろ、前線に到達するはずです」
……まさか、いきなり破られるなんてことは、流石にないよなぁ、っと、複座型からの通信か?
「通信はこのままで」
「はい」
複座型からの通信に応答すると、スタンフォードの声がすぐに耳に入る。
「ラインブルグだ」
「こちら、スタンフォードです、隊長、少しいいですか?」
「……何かあったのか?」
「ええ、実は、ロベルタの具「大丈夫、だよ!」……ロベルタッ!」
……ロベルタの様子が変だな、声が昂ぶり過ぎているように感じる。
「スタンフォード、何があった?」
「はい、狙撃任務中、フェスタの具合が急に悪くなって……」
急に調子が悪くなったか。
……。
狙撃担当はコパイロットだったなと思い出しながら、問題のフェスタに声を掛けてみる。
「フェスタ」
「隊長、私は大丈夫ですっ! まだやれますっ!」
声には震えがあるし……、抑揚が利いていないな。
と、なれば……狂気溢れる大規模会戦という環境負荷と、戦闘で直接的に人を殺した呵責が合わさって起きた、ストレス反応かもしれん。
「モニターに顔を出してみろ」
「ッ!」
しぶしぶといった雰囲気でフェスタがモニターに顔を見せるが……、普段と比べて、明らかに血の気がなかった。
「スタンフォード、一旦下がれ」
「隊長ぅ! 私はッまだっ! まだやれますっ!」
「……フェスタ、お前のやる気は十分にわかっているよ」
「だったらっ!」
「けれど、お前の今の状態だと、空回りするだけだから、出ていても十全な働きはできない。だから、一度艦に戻って、心を落ち着かせろ。……それから、また出てきて、俺達を助けてくれ」
俺の言葉を聞いて、静かに涙を流し始めたフェスタの姿に、複座型を戦場に出した自身の判断が間違っていたのかと迷うが……、その間違いも含めて、全ての責を背負うのが自身の役目なのだと思い直す。
「スタンフォード、誘導はもういいから、一度、補給に戻れ。……それと、エヴァ先生の所に顔を出すようにな」
「了解です。……二人で行きます」
「ああ」
複座型からの通信が切れるとすぐに、ベルナールに頼み事をする。
「ベルナール、今、二人に負担を掛けたくない。すまんが、誘導を頼む」
「了解しました。それと、敵第三波が前線部隊と会敵しました。突入場所は、S-7四です」
「……やっぱり、少し、差し込まれてるな、うん、了解した。それと、敵の第三波がどう分かれたのか、詳細な情報が欲しい。これも頼めるか?」
「もちろんです。できる限り早く伝えます」
「ああ、よろしく」
ベルナールの姿がサブモニターから消えると、聞き慣れた声が入ってきた。
「先輩」
「っと、レナか。……もしかして、今のやり取りを?」
「ええ、聞いてました」
「……そうか。なら、今後は、二人の様子を十分に注意してくれ」
「……わかりました」
後悔や反省は後だと自身に言い聞かせ、意識を切り替えて、小隊長連中に通信を繋げる。
「デファン、リー」
「うっす」
「何でしょう」
「お前達の小隊を攻撃の主軸に据える。両翼に展開して、迎撃エリアに侵入した敵部隊の半包囲を目指せ」
「了解っすよ」
「了解です」
「マクスウェル、お前の小隊はやや後方に下がって、周辺警戒とデファン、リー両小隊の援護だ」
「わかりました」
「レナ」
「はい」
「俺達は前面に突出して強襲を仕掛けて、敵の陣形を崩す。……付き合せて悪いが、よろしく頼む」
「そんなの今更ですよ、了解しました」
今更か……、確かに、レナには助けられてばかりだ。
「デファン、それと進路変更だ、S-7二への誘導を任せるぞ」
「了解っす」
デファン小隊が先導し、それに追随する形で隊は一斉にS-7二へと進路を変更した。
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