(cache) ポリオ予防接種率8ポイント低下 約76%、接種控え深刻化か - 47NEWS(よんななニュース)
  47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  •  ニュース詳細     
  • ポリオ予防接種率8ポイント低下 約76%、接種控え深刻化か

     厚生労働省は15日、乳幼児に対する昨年秋のポリオ(小児まひ)ワクチンの全国平均の接種率が昨年春から約8ポイント低下し、75・6%だったと発表した。現行の生ワクチンでごくまれに生じるまひを保護者らが恐れ、まひの恐れをなくした不活化ワクチンの導入を待つ“接種控え”が深刻化した可能性がある。

     日本では、80年を最後に野生のポリオウイルスによる患者は報告されていない。だが海外の一部ではまだ流行し、渡航者を通じて国内にウイルスが侵入する恐れがある。厚労省は「接種率が下がって免疫を持つ人が減ると、流行のリスクが高まるので接種してほしい」と訴えている。

      【共同通信】