今春の大学卒内定率80% 8万人就職決まらず今春卒業予定の大学生の就職内定率は、2月1日現在で前年同期比3・1ポイント増の80・5%だったことが16日、厚生労働、文部科学両省の調査で分かった。 比較できる2000年の調査以降、過去3番目の低水準。就職を希望しながら内定が得られていない学生は7万9千人に上るとみられる。 ただ、昨年10月1日現在、同12月1日現在がいずれも過去2番目の低水準だったのと比べると、やや上向いた。 厚労省は「企業の求人意欲に若干の持ち直し傾向が見られるが、依然として厳しい状態。欧州の経済不安の払拭や円高の是正が改善の鍵となる」としている。 【共同通信】
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