男子プロバスケットボールのbjリーグ、大阪エヴェッサに所属するアメリカ人の選手が大麻取締法違反の疑いで逮捕されたことを受けて、bjリーグは外部の有識者で構成する対策委員会を設けて再発防止策を検討していくことになりました。
bjリーグ、大阪エヴェッサに所属する選手でアメリカ人のリン・ワシントン容疑者は、去年11月、アメリカから乾燥大麻を密輸入したとして大麻取締法違反の疑いで13日、逮捕されました。
これを受けてbjリーグは、所属する19チームすべての最高責任者を集めて、15日、東京都内で緊急の会議を開きました。
この会議でbjリーグは、弁護士など外部の有識者で構成する薬物問題の対策委員会を設置し、具体的な再発防止策を検討していくことになりました。
さらに会議では、16日までに行うとしていた選手全員に対する薬物検査に加えて、薬物の所持や使用をしていないことなどを明記した誓約書の提出を選手に義務づけることを決めました。
これらに従わない選手には、試合に出場するために必要な選手登録を認めないということです。
会議のあとに記者会見した河内敏光コミッショナーは、「多大なご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます」と陳謝したうえで、ワシントン容疑者に対する処分については、「検察の処分が決まった段階で判断したい」と述べました。
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