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【芸能・社会】

木下惠介監督生誕100年プロジェクト発足

2012年3月16日 紙面から

 代表作「二十四の瞳」などで知られる日本映画を代表する名匠、木下惠介監督(1912−1998年)の生誕100年を記念した「ひとつ木の下プロジェクト」発表会見が15日、東京・築地の松竹本社で開かれ、記念の新作映画製作などの企画が明かされた。

 松竹と木下監督生誕の地の浜松市、「二十四の瞳」の舞台となった小豆島町による官民共同のプロジェクト。記念特集上映やイベントのほか、監督の名作映画「婚約指環」などとSMAPの木村拓哉(39)、香取慎吾(35)とのコラボレーションが話題のサントリー「ザ・プレミアム・モルツ」のCM(放映中)など、数多くの企画が次々にスタートする。

 日本初のカラー映画「カルメン故郷に帰る」などをデジタル再生し、東京のほか米ニューヨークなど世界10都市で上映会を開く。

 新作映画は、詳細は未定だが、10月にクランクイン、来春公開を予定している。木下監督が戦時中に書いた脚本「戦場の固き約束」「女たちの戦場」の映画化は、製作費の面などで断念。新作のストーリーについては「人間を描き続けた木下監督の原点で、作風に多大な影響を与えたのは、浜松で培った母との愛。そこに焦点を当てられたら…」(関係者)と示唆した。

 

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