中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

ガルシア 待望の一発

2012年3月16日 紙面から

◆練習試合 ソフトバンク4-2楽天

(15日・倉敷)

 楽天打線の中核をなす外国人コンビが本領発揮だ。ソフトバンクとの練習試合で、まずは4番のガルシアが6回に左翼席へ“今季第1号”のソロ弾。7番のテレーロも7回に左前へ安打を飛ばすと、ペーニャが緩慢な守備をするのを見て、二塁へ突進。続く小山桂の打席で三盗を成功させた。

 「本塁打が打ててうれしいね」とガルシア。横ではテレーロが「盗塁はいけるときにはいこうと思っているよ」と不敵な笑みを浮かべる。楽天はオープン戦6試合の総得点が13で、現時点での12球団ワースト。それだけに何とも頼もしい存在だ。

 涙ぐましい努力が実を結びつつある。久米島キャンプではアーリーワークに志願参加。昼食をサラダとヨーグルトに制限し、減量に成功した。その成果が今月に入ってからの活躍だ。当然、星野監督は満足げ。ガルシアの開幕戦の打順を聞かれると、こう言い切った。

 「4番だろうな」。テレーロに対しても「野性的な感じがしたね」と合格点を与えた。開幕戦まで残り2週間。2人の調子がさらに上昇カーブを描けば、懸案の得点力不足は一気に解消されるはずだ。 (川越亮太)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ