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【プロ野球】

ジャイアンツ宮国 炎上 5回途中8安打4失点

2012年3月16日 紙面から

中日−巨人 3回裏2死一塁、和田に適時二塁打を打たれ肩を落とす宮国=浜松球場で

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◆オープン戦 中日4−1巨人

 超新星が竜の洗礼を浴びた。巨人の2年目右腕宮国が中日戦に初先発。開幕ローテ入りに当確ランプをともすべく奮闘したが、5回途中8安打4失点KO。27歳年上の山本昌に投げ負けた。

 キャンプ中の実戦から快進撃を続けてきた19歳がついに壁にぶち当たった。地方球場のマウンドに戸惑ったのか、立ち上がりから制球、球威ともにいまひとつだった。最速は142キロにとどまり、2、3回と続けて失点。立て直せないまま迎えた5回、1歳年下の高橋周にこの日2本目のヒットを浴びたところでベンチがタオルを投げ入れた。

 降板後は川口投手総合コーチの指令で最後まで試合を見守った宮国は「調子は悪い方だったけど、自分の実力が分かった。ボール先行になってしまった。高橋周? 力の差が出たと思います」と悔しそうな表情。貫禄の4イニングゼロ封だった山本昌には「すごく丁寧。プロの世界を知っていて、やっぱりピッチングがうまい」と敬意を表した。

 もっとも、一度の失敗では首脳陣の高い期待は揺るがない。原監督は「ちょっと苦しんだけど、次の登板が重要になってくる。十分に生き残っていますよ」と次のチャンスを与えることを明言。リベンジに向け、21日のヤクルト戦(東京ドーム)で再び出番が回ってきそうだ。 (臼杵秀之)

 

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