県による「慰安婦」「住民虐殺」記述削除についての緊急学習会
1 講 演 ・・・ 沖縄戦研究者による史実から見た「慰安婦」「住民虐殺」問題について
講師:大城 将保さん(県史編集委員・元県立博物館長)
2 報 告 ・・・ 第32軍司令部壕説明板検討委員会委員による経過説明等
報告者:新城 俊昭さん(説明板設置検討委員・沖縄大学客員教授)
3 証 言 ・・・ 司令部壕にいた元学徒兵の証言
証言者:渡久山 朝章さん(元鉄血勤皇師範隊)
4 集会アピール
● 日 時 3月17日(土) 午後6時〜8時30分
● 場 所 教育福祉会館3階ホール(興南高校隣り)
主催:平和ガイド団体多数、青春を語る会、沖教組、高教組
第32軍司令部壕(旧日本陸軍守備隊)は、首里城の下を掘りぬいた、陣地壕であり、第32軍司令部が置かれました。
首里城は、沖縄の歴史と文化の象徴であり、現在は、首里城は復元され、首里城公園として多くの観光客で賑わっています。
その首里城公園の近くの、首里城と弁財天の間にあり、私たち「語りつぐ会」も戦跡の一つとして、案内しています。
沖縄の歴史と文化の中心に、人工の壕を掘り、司令部を置くことを、例えるなら、東京の皇居の下に戦争用の壕をつくるようなものです。
如何に日本軍が沖縄の歴史と文化を踏みにじっていたかを、如実に表しています。
その第32軍司令部壕跡には、戦跡の説明板がなかったのですが、それを沖縄県が作成するにあたり、文案をまとめた同壕説明板設置検討
委員会(委員長・池田榮史琉大教授)が要望している文言を否定し、沖縄県知事の判断で、設置予定の説明板文案から「慰安婦」「日本軍に
よる住民虐殺」の文言削除を決めました。
仲井真知事は、代表質問で「初めて説明板を置くにあたり、慰安婦の話だとか、虐殺が壕の中ないし周辺であったかどうかで、証言が二つ
違うものがある中で、県が責任を持たなければならない。(慰安婦と住民虐殺)その文言を入れるというのは、わたしは適切ではないと思っ
ている」と述べました。
日本軍を英雄として取扱い、戦前の日本に回帰したい皆様は、日本軍が住民虐殺をしていない、壕の中に慰安婦もいなかったということに
したいようです。
物的証拠がない中では、ある一部の証言者の言葉を使って、「壕の中には慰安婦はいなかった」と歴史修正主義者は大キャンペーンを行って
います。その証言者は嘘はついていないでしょう。ただ、直接見ることはなかっただけだと思います。
しかし、多くの証言の中の一部だけ取り上げて、「慰安婦はいなかった」とするのか、証言者の多くが言っている「慰安婦はいた」とするの
か、私たちは、もっともっと、証言者の話や、研究者の話を聞き、真実を見抜く目を養わないといけません。
沖縄平和運動センターも、研究学習会への参加の呼びかけを行っているところです。
私たち、「語りつぐ沖縄平和の会」へも、副会長 上江洲(高教組)さんや、会長 下地(沖教組)さんへ、参加の話があり、上記の学習会
に参加することにしました。
会員の皆様をはじめ、多くの皆様のご参加をお願いします。
1 講 演 ・・・ 沖縄戦研究者による史実から見た「慰安婦」「住民虐殺」問題について
講師:大城 将保さん(県史編集委員・元県立博物館長)
2 報 告 ・・・ 第32軍司令部壕説明板検討委員会委員による経過説明等
報告者:新城 俊昭さん(説明板設置検討委員・沖縄大学客員教授)
3 証 言 ・・・ 司令部壕にいた元学徒兵の証言
証言者:渡久山 朝章さん(元鉄血勤皇師範隊)
4 集会アピール
● 日 時 3月17日(土) 午後6時〜8時30分
● 場 所 教育福祉会館3階ホール(興南高校隣り)
主催:平和ガイド団体多数、青春を語る会、沖教組、高教組
第32軍司令部壕(旧日本陸軍守備隊)は、首里城の下を掘りぬいた、陣地壕であり、第32軍司令部が置かれました。
首里城は、沖縄の歴史と文化の象徴であり、現在は、首里城は復元され、首里城公園として多くの観光客で賑わっています。
その首里城公園の近くの、首里城と弁財天の間にあり、私たち「語りつぐ会」も戦跡の一つとして、案内しています。
沖縄の歴史と文化の中心に、人工の壕を掘り、司令部を置くことを、例えるなら、東京の皇居の下に戦争用の壕をつくるようなものです。
如何に日本軍が沖縄の歴史と文化を踏みにじっていたかを、如実に表しています。
その第32軍司令部壕跡には、戦跡の説明板がなかったのですが、それを沖縄県が作成するにあたり、文案をまとめた同壕説明板設置検討
委員会(委員長・池田榮史琉大教授)が要望している文言を否定し、沖縄県知事の判断で、設置予定の説明板文案から「慰安婦」「日本軍に
よる住民虐殺」の文言削除を決めました。
仲井真知事は、代表質問で「初めて説明板を置くにあたり、慰安婦の話だとか、虐殺が壕の中ないし周辺であったかどうかで、証言が二つ
違うものがある中で、県が責任を持たなければならない。(慰安婦と住民虐殺)その文言を入れるというのは、わたしは適切ではないと思っ
ている」と述べました。
日本軍を英雄として取扱い、戦前の日本に回帰したい皆様は、日本軍が住民虐殺をしていない、壕の中に慰安婦もいなかったということに
したいようです。
物的証拠がない中では、ある一部の証言者の言葉を使って、「壕の中には慰安婦はいなかった」と歴史修正主義者は大キャンペーンを行って
います。その証言者は嘘はついていないでしょう。ただ、直接見ることはなかっただけだと思います。
しかし、多くの証言の中の一部だけ取り上げて、「慰安婦はいなかった」とするのか、証言者の多くが言っている「慰安婦はいた」とするの
か、私たちは、もっともっと、証言者の話や、研究者の話を聞き、真実を見抜く目を養わないといけません。
沖縄平和運動センターも、研究学習会への参加の呼びかけを行っているところです。
私たち、「語りつぐ沖縄平和の会」へも、副会長 上江洲(高教組)さんや、会長 下地(沖教組)さんへ、参加の話があり、上記の学習会
に参加することにしました。
会員の皆様をはじめ、多くの皆様のご参加をお願いします。