静養中の天皇陛下、13日からは御所の庭の散策を始められる
心臓の冠動脈バイパス手術を受け、静養中の天皇陛下は、13日から御所の周りの散策を始め、徐々に回復されている。
宮内庁によると、陛下は、皇后さまが付き添って、御所の廊下や階段を歩くリハビリを続けていて、13日からは、御所の庭の散策を始められた。
時間を徐々に延ばし、15日は、午前中に20分ほど、また午後には25分ほど歩き、途中、山菜のノビルを摘まれたという。
陛下は、まだ息切れの症状が残っているものの、食欲も少しずつ回復されているという。
一方、東日本大震災の追悼式で、皇后さまが和服の喪服姿だったのは、ヒールのある靴より、草履の方が安定感があるため、陛下が檀上でバランスを崩した場合などに支えやすいと考えられたからだという。
(03/15 18:40)