NHK北九州のニュース 北九州放送局
がれき処理説明会に市が参加
北九州市が、東日本大震災で発生したがれきを受け入れるかどうか判断する材料の1つとしている、環境省主催のがれき処理に関する説明会が15日、宮城県女川町で開かれ、参加した北九州市の職員はがれきを被災地以外に運び出す際の安全確認の手順などを視察しました。
北九州市では、市議会が被災地のがれきの受け入れを求める決議を全会一致で可決しましたが、放射性物質の影響を心配する住民もいるため、北橋市長はがれきの安全性を見極めた上で判断する考えを示しています。
その判断材料の1つに位置づけられたが、15日、宮城県女川町で開かれた環境省主催の説明会で、北九州市からも職員3人が参加しました。
女川町では、東京都へのがれきの運び出しが始まっており、北九州市の職員らはがれきが仮置きされている処分場を訪れ、種類や大きさに応じて重機や手作業で選別する様子を視察しました。
また、放射線量の測定は、選別作業中や、コンテナに積み込んだ後など3回にわたって行われ、いずれの場合も一定の基準を下回っていないと、運び出しが認められないことなどの説明を受けました。説明会に参加した北九州市総務企画局の東義浩課長は「きょうは基本的な情報の収集に来ました。得られた情報は市に持ち帰って今後の対応を決める参考にします」と話していました。
03月15日 18時51分
マイエリアの登録方法
表示したい都道府県を最大2つまで登録することができます。
- 未登録の場合は「登録」ボタンをクリックします。
- 登録したい都道府県を地図から選択します。
- 確認ボタンをクリックすると登録が完了します。
※登録した都道府県を変更するには「変更」ボタンをクリックします。