2012年3月15日
JR大阪駅北側のうめきた(梅田・北ヤード)で新しいビル群「グランフロント大阪」の開発を進める三菱地所やオリックス不動産などの企業連合は14日、街開きを2013年春の黄金週間に予定していると明らかにした。工事の進捗(しんちょく)は2月末で約60%。周辺の商業施設と合わせ、新たな街の姿が注目されそうだ。
上棟式があった14日、内装を仕上げた約300坪(約990平方メートル)のオフィスフロアや、眺望が売りの高層マンションの一室が報道陣に公開された。
建設中の高層ビル4棟のうち、A、B両ブロック(南側の3棟)が最上階まで鉄骨が組みあがった。施工する共同事業体の中尾和昭・総合事務所長は「仕上げに向けて気を引き締めていく」と話した。作業員は1日当たり2800〜3千人。最盛期は内外装の工事が集中する夏から秋で、5千〜6千人が働くという。