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高層ビル群“骨”完成 グランフロント大阪

2012年3月15日

 JR大阪駅北側の再開発地区「うめきた」のビル群「グランフロント大阪」で14日、上棟式が行われた。高層ビル4棟のうち3棟で鉄骨が最上階まで組み上がった。完成は来年春の予定。

クレーンで最上階へ引き上げられる鉄骨=14日午前、大阪市北区

 上棟式には、三菱地所など開発事業者12社の代表者ら約80人が出席。「祝 上棟 うめきた・グランフロント大阪」と書かれた長さ8・8メートル、重さ2トンの鉄骨をクレーンで最上部に引き上げた。

 工事は全体の約6割が完了しているといい、梅田北ヤード共同企業体総合事務所の中尾和昭統括所長は「一番難しい骨組みを終え一安心しているが、残り1年でしっかり仕上げていきたい」と話していた。

 グランフロント大阪は、うめきたの先行開発区域(約7ヘクタール)で、先端技術の展示場や国際会議場が入る「ナレッジキャピタル」や英国系高級ホテル「インターコンチネンタル」、商業施設、分譲マンションなどが入る。