'12/3/15
出現の滝、愛称は「かじか」
錦川清流線の椋野―南桑間に、雑木を伐採して出現した滝の愛称が「かじかの滝」に決まった。錦川鉄道(岩国市)が公募で集めた119通の中から選んだ。愛称を書いた看板を14日、滝の脇に設置した。
滝は岩国市美川町の椋野駅から南桑駅方向へ約700メートルの沿線にある。高さ約18メートルで2段になっている。
愛称募集には市内外から応募があり、国天然記念物の町内のカジカガエル生息地にちなんだ「かじかの滝」が最多の12通だった。抽選で同市周東町の主婦吉武幸子さん(72)を社長賞に選び、20日に同市天尾の北河内駅で表彰する。
設置した看板は縦0・6メートル、横2・4メートルのアルミ複合板。岩に金具を打って鉄枠をはめ固定した。書体は同市の書道家岩見屋錦舟さんが担当した。清流線は滝付近は時速5キロで徐行する。
【写真説明】設置された、かじかの滝の看板