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'12/3/13

シャレオ店舗が空き解消へ



 広島市中区の紙屋町地下街シャレオで、店の入居のない空き区画の解消が進んでいる。全77区画のうち6月には76区画が埋まる見通し。誘致する店の業種を広げた。今月18日からは日曜と祝日の営業時間を1時間繰り上げ集客増を目指す。

 運営する第三セクター、広島地下街開発(中区)によると、今月に入りカフェやヘアメークなど3店が開き、77区画のうち75が埋まった。6月に美容関連の1店が開業予定。昨夏は一時8区画に空きが増えていた。

 シャレオは売り上げの減少で2011年3月期に5年ぶりの最終赤字に転落。保険の代理店など生活密着型のテナント誘致に力を入れている。2月下旬には広島電鉄(中区)の再開発ビルと直結したため、会社員の利用拡大も期待する。

 営業時間の変更は物販など61店が対象。日曜と祝日に限り、現状の午前11時〜午後9時を午前10時〜午後8時にする。周辺の商業施設の開店時刻に合わせるとともに、来店が少ない時間の閉店を早める。

【写真説明】空き店舗の解消が進む紙屋町地下街シャレオ




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