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がれき試験焼却で事前調査

3月15日 13時52分

がれき試験焼却で事前調査
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東日本大震災で発生した岩手県のがれきを26日から試験的に焼却する秋田県大仙市の焼却施設と最終処分場で、周辺の土や空間放射線量などの事前の調査が行われています。

秋田県は、岩手県宮古市のがれき20トンについて、26日から28日にかけて試験的に焼却し、灰に含まれる放射性物質の濃度が国の目安を下回った場合、市内の最終処分場に灰を埋め立てることにしています。
今回の調査は、試験焼却の前後で放射性物質の数値を比較するために行われます。
15日は事前の調査が行われ、午前中、県の担当者などが大仙市の最終処分場で周辺の土を採取したほか、地面から1メートルの地点の空間放射線量を測定しました。
最終処分場周辺の15日の放射線量は1時間当たり0.01から0.03マイクロシーベルトと、通常の値だったということです。
調査は午後には、がれきの試験焼却が予定されている焼却施設で、施設の焼却灰の採取や周辺の空間放射線量の測定が行われます。
秋田県は調査の結果を22日に公表することにしています。