近日中に宗門側に返還される予定です。
第63世日満上人開基のお寺です。
日満上人は現在とは違う場所にありましたが本因妙寺にて隠居されていました。
昭和26年(1951年)1月6日に、「明日死ぬから、総代さんたちを集めてくれないか」と仰せられ、集まった総代さんたちの唱題のもと、翌7日未明に御遷化されました。
さて地元の人は、日満上人を猊下・高僧などとは思っていませんでしたが、多くの日蓮正宗の僧侶が葬儀に集まってきたことから
「こんなに偉い坊さんだとは思わなかった」と口々に言われたとのことです。
これは所属寺院御住職様が、当時日満上人に執事していた故河邊慈篤師より聞いた内容です。
河邊師も昭和55年(1980年)に東京に転勤になるまで長年四国で在勤しておられました。
寺院が返還されることを日満上人様もお喜びかと思います。
寺院が存続されることを心からお祈りいたします。
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